京都航空便 亀屋良長 塩芳軒 いと達 中村軒
2月の「京都航空便」である。京都の有名店の和菓子を月に1度、店頭で受け取ることができるもの。毎月のお楽しみである。 今回はこれ。 今回は、複数のお店から「うぐいす餅」が出品されており、迷った末にこの2店のものを食べ比べ。 「うぐいす餅」 亀屋良長...
View Article普段着の住宅術
読了。 小説『火山のふもとで』をきっかけに、建築家・中村好文氏のエッセイ「住宅巡礼・ふたたび」を読み、その文章に魅かれて本書を手に取った。表紙が端正な暖炉で、それも素敵。 そして、今更ながら、国立近代美術館工芸館が東京にあった頃に出会ったウサギの耳が背もたれになっている子ども用椅子「LAPIN」チェアをデザインしたのが中村好文氏だったことに気づいた。 普段着の住宅術 (著)中村好文普段着の住宅術...
View Article第127回 水戸の梅まつり 偕楽園
品川駅から特急「ひたち」に乗って水戸に行ってきた。 前回水戸を訪れたときは、特急「ときわ」に乗ったのだった。 普通車でも座席はゆったり。 「水戸の梅まつり」期間中は、偕楽園臨時駅に列車が停まるのだ! 便利。 梅が「四分咲」と表示があった。「梅まつり」は、先週末、2月11日から始まっているが、まだ満開には遠い感じのよう。...
View Article兄の終い
昨日の水戸への特急「ひたち」の車中で読了。私は、「実際の出来事」を書いた作品として紹介されていたのを読み、本書を図書館で借りたが、それを知らなかったら小説だと思っただろう。まさに「事実は小説より奇なり」。兄の終い (著)村井理子兄の終いAmazon(アマゾン)1,232円...
View Article没後190年 木米 メンバーズ内覧会
サントリー美術館に行ってきた。 「没後190年 木米」展である。今回も前回同様スライドレクチャーは落選…。そして、いつもはゆったりと鑑賞できる「メンバーズ内覧会」、ほぼ独占状態で作品を眺められるくらいなのだが、本日は、空いているところを探して鑑賞、という感じ。人気の展覧会かも。 木米(もくべい)は、江戸時代後期の陶工であり画家である。展示作品もバラエティー豊か。 「色絵金彩菊夕顔文茶碗」...
View Article江戸絵画の華〈第2部〉京都画壇と江戸琳派
出光美術館に行ってきた。 1月8日に「江戸絵画の華〈第一部〉若冲と江戸絵画」展を鑑賞した。待望の第二部、「京都画壇と江戸琳派」である! 今回も日時指定予約制であるが、前回と比べると人が多いような。感染者数も減ってきているし、条件が緩和されているのかなと思った。 展示室に入って、大きな屏風の作品に圧倒された。まずは、円山応挙、円山派の画家たちの作品からである。 「懸崖飛泉図屏風」...
View Article少女を埋める
読了。本書は、月刊誌「婦人画報」3月号の「エコール・ド・婦人画報」に紹介されていたもの。 少女を埋める (著)桜庭一樹少女を埋める (文春e-book)Amazon(アマゾン)1,500円 「自伝小説のスリルと魅力」というテーマで、「元祖カリスマ書店員」であり書評家の間室道子氏により紹介されていた。...
View Articletartaruga TOKYO POP UP STORE
タルタルガさんのポップアップストアに行ってきた! 本日は、もう引退だろうと思われる靴を見ていただいた。なんと、2021年3月12日にも同じ靴を持って行って調整していただいているではないか。 7年、6年と履いているレースアップシューズ、ショートブーツである。既製品であれば、これほどの現役生活は送れないのではないか?...
View Article文にあたる
読了。フリーランス校正者の牟田都子氏のエッセイ集。1つ1つが短めで、電車やバスの中で読むのに最適。交通公共機関を利用する際に少しずつ読んでいった。 文にあたる (著)牟田都子文にあたるAmazon(アマゾン)1,584円 私は校正者ではないが、仕事で人の書いた文章に手を入れることがある。又、仕事で自分の書いた文章を見直す際の参考になるようなことがたくさん書かれていた。...
View Article京都航空便 老松 中村軒 千本玉壽軒 今西軒 出町ふたば
3月の「京都航空便」である。京都の有名店の和菓子を月に1度、店頭で受け取ることができるもの。 今回は、こまごま(?)と色々求めた。 まずは、桜餅対決。 「桜餅」 老松 道明寺製の桜餅。大きな桜の葉2枚でお餅が挟まれている。これを見て、お正月に訪れた「長命寺桜もち」を思い出した。あれは桜の葉3枚でクレープ状の生地が包まれていたのだった。...
View Article風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)
読了。 原田マハ氏とヤマザキマリ氏の対談『妄想美術館』を読み、ずっと読みたいと思っていた作品。 対談でも、本作品の設定の大胆さについて語られていたが、いや、びっくり。 Juppiter,Aeolus(上) (著)原田マハ風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)Amazon(アマゾン)1,700円...
View Article風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)
先ほど読了。 上巻を読み終え、さて、下巻、と思って図書館に行ったら、なんと最寄りの図書館には上巻しかなかったのだ!なぜだ。ということで、リクエストして手に入れた。 読みだすと、あっという間に読み終えた。 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)Amazon(アマゾン)1,700円...
View Article憧憬の地 ブルターニュ ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷
国立西洋美術館に行ってきた。「憧憬の地 ブルターニュ ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷」展である。 ブルターニュ地方は、フランスの最北西端、大西洋に突き出した半島にある。多くの画家たちが描いたブルターニュ地方の絵画を展示。 最初の展示作品は、ウィリアム・ターナーの「ナント」(1829年 水彩、紙...
View Article東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密
東京国立近代美術館に行ってきた。 「東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密」展である。 重要文化財のみの展示である。 私のお目当ては、何といっても、横山大観の「生々流転」(1923(大正12)年 東京国立近代美術館)である。 写真撮影不可だったので、パンフレットで。...
View ArticleMOMATコレクション 2023.3.17–5.14 所蔵作品展
昨日、「重要文化財の秘密」展を見学した後の続きである。「MOMATコレクション」へ。 「美術館の春まつり」ということで、10室は「春の屏風まつり」。桜や花にちなんだ作品が展示。 美術館の入り口の垂れ幕に使われていた作品はこれ。 「花の夕」 船田玉樹(昭和13(1938)年 紙本彩色)...
View Articleオランダ王国大使公邸 チューリップガーデン一般公開
本日、「オランダ王国大使公邸 チューリップガーデン一般公開」に行ってきた。 昨年は入館整理券を受け取り、時間になったら入場。今年はアプリの予約システムを使って予め予約し、当日、時間になったら入場。 入場も時間によって待機場所が決められ、かなりスムーズに入場。そもそも待ち列も短い。人数は、かなり絞られていたように思う。公邸前もゆったり。...
View Article虎ノ門ヒルズ 岡埜榮泉
昨日は、「オランダ王国大使公邸 チューリップガーデン一般公開」に行ってきた。その折、立ち寄ったところがある。 地下鉄虎ノ門ヒルズ駅を下車したため、せっかくなので「虎ノ門ヒルズ」を見学した。 「トラのもん」 「オーバル広場」 スペインのジャウメ・プレンサによる「ルーツ」という大型彫刻。なんと高さが約10mらしい。確かに大きかった。...
View Article春の江戸絵画まつり 江戸絵画お絵かき教室
こんなバスに乗って、府中市美術館に行ってきた。 すっかり旅行気分。 「春の江戸絵画まつり 江戸絵画お絵かき教室」である。 府中市美術館恒例の「春の江戸絵画まつり」は今回で20回目だそう。 今回は「描く」といういうことに着目した展示。作品展示でも「描き方」の詳しい解説があったりしたが、このドドドーンとした体験コーナーには感動。...
View Article上流階級 富久丸百貨店外商部 (4)
読了。シリーズも第4巻になった。富久丸百貨店芦屋川店の外商員、鮫島静緒が主人公。 上流階級 富久丸百貨店外商部 (4) (著)高殿円上流階級 富久丸百貨店外商部 (4) (小学館文庫 た 35-4)Amazon(アマゾン)418〜5,911円...
View Article本を読んだら散歩に行こう
読了。 本書は、『兄の終い』の著者である翻訳家の村井理子氏の「読書案内を兼ねた濃厚エピソード満載のエッセイ集」である。 本を読んだら散歩に行こう (著)村井理子本を読んだら散歩に行こう (集英社ノンフィクション)Amazon(アマゾン)1,485円 本書を読んで、読みたいと思った本。(太字部分は本書からの引用) 宮崎伸治『出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記』...
View Article