読了。
原田マハ氏とヤマザキマリ氏の対談『妄想美術館』を読み、ずっと読みたいと思っていた作品。
対談でも、本作品の設定の大胆さについて語られていたが、いや、びっくり。
Juppiter,Aeolus(上) (著)原田マハ
物語は、京都国立博物館研究員の望月彩に、マカオ博物館学芸員のウォンが接触し、望月彩がマカオを訪れる。そこで、ウォンから油絵、古文書を見せられる。
私は、てっきり、この望月彩が主人公かと思っていたが、
物語は、安土桃山時代に飛ぶ。
天正遣欧使節団として渡欧することになる原マルティノ、そして俵屋宗達が登場。
俵屋宗達は、その生涯があまり明らかになっていない人物である。
本作品には、少年の宗達が登場するが、エネルギッシュでユーモアのある魅力的な少年として描かれている。
俵屋宗達と狩野永徳の物語については、ああ、小説って良いなあ。
「そうだったら良いなあ」と思うことが物語では実現する。
大変ワクワクと読み進めた。下巻が楽しみである。
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久しぶりにふらふらと散歩に出かけた。
思った以上に遠いところまで歩き、休憩。
住宅地にある評判のカフェである。
小ぢんまりとしたカフェなので、すぐに満席になる。
通り掛かって、人の多そうな雰囲気だと、次回に…ということになる。
待望の再訪となった。
ぐっと暖かくなり、アイス・カフェ・ラテをお願いした。
これが、まあ、美味しかったのである!
こちらはケーキをテイクアウトする方も多い。
私が選んだのは、
「さくらあんこベイクウェルタルト」
刻んだ塩漬けの桜葉も入っていて、あんこ。
しかし、タルトなのである。しっかり洋風ケーキ。
美味しかった。
違うケーキも食べてみたい。
また、散歩するか。