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東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密

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東京国立近代美術館に行ってきた。

 

 

「東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密」展である。

 

 

重要文化財のみの展示である。

 

私のお目当ては、何といっても、横山大観の「生々流転」(1923(大正12)年 東京国立近代美術館)である。

 

写真撮影不可だったので、パンフレットで。

 

 

全長40メートルの水墨絵巻。

写真の下の方に写っているパンフレットは4つの部分に分けて掲載しているが、

上のリーフレットは、分けずに掲載しているので、マスキングテープのようになっている…。

ちなみにミュージアムショップで「生々流転」のマスキングテープは販売されており、私は2018年の「横山大観展」で購入したものの、いまだに使わず持っている。

 

 

オレンジ色の四角で囲んだ部分である。

 

会場では、一列目で見学する人の順番待ち場所があり、待てばスムーズに一列目で楽しむことができる。

並ばずに見学する人たちとの境界線が床に貼られてあるので、横入りの心配はなかった。

観察していると、一列目見学の待ち列がゼロの時があった。そういうチャンスを狙って、結局4回も全長40メートルの絵巻を堪能したのであった。

 

次も巻物。

「熱国之巻(朝の巻)」 今村紫紅(紙本彩色・画巻(二巻) 1914(大正3)年 東京国立博物館)

 

 

息をのむ美しさ、と私は思ったが発表当時は賛否両論あったそう。

 

 

この最初の部分がとても好きである。実物はもっと明るい感じ。

 

 

このあたりも良いなあ。

 

 

後期に「夕之巻」が展示される。ああ、見たい。

 

「瀟湘八景」 横山大観(絹本彩色・軸(八幅) 1912(大正元)年 東京国立博物館)

 

 

こんな感じで8幅どどどんと。

 

「遠浦雲帆」

 

 

実物はもっとピンク色っぽかったと思う。

 

「瀟湘夜雨」

 

 

「洞庭秋月」

 

 

「平沙落雁」

 

 

実物はもっとピンク色っぽかったと思う。

 

 

この水牛(ですよね)と牧童(だと思うけど)、何をしているのだろう…。

 

ぐるぐると何度も会場を回り、疲れるまで楽しんだ。

 

 

近代美術館を訪れた際の昼食は、近くのパレスサイドビルの地下で、サラリーマンの方々に交じりながら、ラーメンなど食べているのだが、今日はちょっと歩いてこんなところに。

 

 

こちらの食堂は、「ご飯、汁物、10種類以上の中から選べる3つの主菜」で構成される「一汁一飯三主菜」という考え方のもと献立が作成されている。

 

まず、ごはんは、雑穀飯の「アス米」を選び「小もり」にした。

次に「しっかりタンパク質の温おかず」は「大豆ミートハンバーグえのきあんかけ」。

そして、「たっぷり野菜のおかず、旬のおかず」は「豚レバーのから揚げネギ塩ダレ」。

最後に「一緒に食べたい、体に優しいおかず」は「青菜と豆もやしのナムル」を選んだ。

 

 

こんな感じ。

なるほどねえ。毎日の献立の組み立ての参考になる。

 

お昼ご飯を楽しんだあとは、再び近代美術館に戻り、「所蔵作品展 MOMATコレクション」である。


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