聖徳太子 日出づる処の天子
サントリー美術館に行ってきた。 サントリー美術館 開館60周年記念展千四百年御聖忌記念特別展 聖徳太子 日出づる処の天子 聖徳太子ゆかりの大阪・天王寺の名宝を中心に、太子信仰の広がりを紹介した展覧会である。 様々な時代に様々な絵師が聖徳太子の生涯を描いていた。古の絵師のみならず、漫画家の山岸涼子氏の作品まで展示されており、感激。...
View Article星落ちて、なお
本日、読了!第165回直木賞受賞作品である。絵師・河鍋暁斎の娘・とよ(暁翠)が主人公。 星落ちて、なお (著)澤田瞳子【第165回直木賞受賞作】星落ちて、なお (文春e-book)Amazon(アマゾン)1,800円...
View Articleかべ 鉄のカーテンのむこうに育って
読了。1か月ほど前に練馬区立美術館の「ピーター・シスの闇と夢」を訪れ原画を見て、本作を読みたいと思った。 かべ 鉄のカーテンのむこうに育って (著)ピーター・シスかべ―鉄のカーテンのむこうに育ってAmazon(アマゾン)3,668円 ピーター・シスの自伝的絵本。...
View Articleイスラエル博物館所蔵「印象派・光の系譜」 2回目
三菱一号館美術館に行ってきた。 イスラエル博物館所蔵「印象派・光の系譜」展の2回目! 11月21日のNHK日曜美術館アートシーンで紹介されていたので、きっと人気が増しただろうと思っていたら・・・。日時指定券は2週間前から購入可能なのだが、私が見たときはすでに購入可能期間の土日のチケットは全て完売であった。...
View Article三つの金の鍵―魔法のプラハ
練馬区立美術館の「ピーター・シスの闇と夢」展を訪れ、本書を読みたくなった。 三つの金の鍵―魔法のプラハ (著)ピーター・シス (訳)柴田元幸三つの金の鍵―魔法のプラハAmazon(アマゾン)919〜7,300円 主人公の乗った熱気球が嵐にさらわれ、着いたのが「尖塔の立ちならぶ大きな街」だった。そこは、語り手である主人公の生まれ育ったプラハ。...
View Article雲南の妻
読了。1970年台に夫の駐在に同行し、中国の雲南省に暮らした女性が主人公の物語である。 雲南の妻 (著)村田喜代子雲南の妻Amazon(アマゾン)4,911〜12,082円 主人公の夫は、中国の少数民族の作る藍染めを取り扱っている商社マン。現地の旅遊局や茶葉局(こういう部門があるとは・・・)の役人の私邸に、内輪の茶会に招かれていた。(太字部分は本書からの引用)...
View Article悪徳商法 わざと引っかかってみました
読了。著者は「潜入ルポライター」として、詐欺や悪徳商法の現場に潜入してきたそう。本書では、様々な「悪徳商法」の体験が紹介されていた。 悪徳商法 わざと引っかかってみました (著)多田文明悪徳商法 わざと引っかかってみましたAmazon(アマゾン)1〜2,555円 特に引き込まれるように読んだのは次のとおり。 下心につけこむエンゲージリング商法 「デート商法」...
View Article55歳からのハローライフ
読書記録の前に、美味しい物の記録。 三重県に帰省し、伊勢神宮にも参拝した。赤福、五十鈴茶屋でお買い物。 冬至のお菓子「一陽来福」、赤福の2個入り、待望の「ほうじ茶」。 赤福の2個入りは包装が魅力的なので購入。 黒文字付き。 お店のイラスト。 しっかりとした包装なのである。...
View Article伊勢神宮
帰省をするならこのタイミングかもと思い、急遽、三重県へ行ってきた。今回は新幹線で向かった。 きれいに富士山が見えると、思わず撮影をしてしまうのであった。 ******************** 帰省をすると必ずと言っていいほど行くのが、三重県津市が誇る牛肉屋「朝日屋」さんのレストラン。 やっぱり、すき焼き。 美味しかった・・・もう、本当に美味しかった・・・。...
View Articleなごみ 2021年12月号
「なごみ」12月号をようやく読み終えた。大特集が「茶席に新しい風を 茶道工芸の作家50人」である。 なんと、表紙が、私の大好きな高橋朋子氏のお茶碗なのである! 「茶会の道具組みに、驚きを取り入れたい。日常空間で茶の湯を楽しみたい。今、手に入れたい作家の作品をずらり、ご紹介します」と書かれていた。 「工房を訪ねる...
View Article一日一菓
明けましておめでとうございます今年もよろしくお願いします 近くの氏神さまに初詣。 *********************** 大晦日に愛知県半田市の「松華堂」さんから和菓子が届いた! 「松華堂」は、昨年8月に読んだ「和菓子の四季」に掲載されており、新宿伊勢丹の地下食料品売り場で「夏の空」という棹菓子を求め、味わった。...
View Article東海七福神めぐり その1
本日は、「東海七福神めぐり」に行ってきた。東海道五十三次の品川宿周辺は、由緒ある社寺が多く、古くから七福神が祀られており、昭和7年に品川が大東京に編入された記念として「東海七福神初詣」を定めたそうだ。 まずは、「大黒天」の品川神社から。 「東海七福神めぐり」は、各寺社の七福神像を集め、土台になる宝船に乗せて完成させるという楽しみもあるのだ。 このお像がとても小さい。高さは数センチほど。...
View Article品川神社
「東海七福神めぐり」で、品川神社を参拝した。品川神社は、「東京十社」でもあるのだ。 鳥居の右側が写っている。龍の彫刻が施されている石造鳥居で、珍しいらしい。 鳥居の左側には大黒天の大きな像。 これは、「東海七福神めぐり」のお像である。 参拝者の長い列。 本殿。大変立派である。 東京十社巡りの「ミニ絵馬」。これで9個揃った。...
View Article芝大神宮
昨日、品川神社に参拝し、「東京十社めぐり」もあと1社を残すのみとなった。そして、本日、晴天であることだし、芝大神宮に参拝することにした。 「東京十社めぐり」の看板も出ている! ビルの谷間にすっくと大きな鳥居が。 芝大神宮の「ミニ絵馬」。 これで全て揃った。...
View Article東海七福神めぐり その2
1月2日に訪れた「東海七福神めぐり」、その1からの続き。 「毘沙門天」 品川(ほんせん)寺 こちらのお寺には「品川茶屋」というカフェがあるのだ。境内は広々としている。 境内でお像の写真を撮り忘れてしまった。 旧東海道をずんずんと歩いて行く。 「福禄寿」 天祖・諏訪神社 天祖神社は1100~1190年頃の創建、諏訪神社は寛永8年(1631)以前の創建らしい。昭和40年に合祀されたそう。...
View Article八つの小鍋 村田喜代子傑作短篇集
やっと読了。年末からずっと読んでいたのだが、元旦から寺社巡りで毎日出歩いて、大変良い運動になり、夜になると眠くなり・・・と、なかなか読み進めることができなかったのである。 「雲南の妻」を読んで、村田喜代子氏の芥川賞受賞作「鍋の中」が読んでみたくなり、調べてみると、本書に収録されているとのことで、読んでみた。本書は、村田喜代子氏のデビュー30年を機に精選された短篇集とのこと。 村田喜代子傑作短篇集...
View Article偏愛ムラタ美術館
読了。本書は、月刊「一枚の繪」に連載された村田喜代子氏の美術エッセイを、「偏愛美術館」というテーマに絞って編集されたもののようである。 偏愛ムラタ美術館 (著)村田喜代子偏愛ムラタ美術館Amazon(アマゾン)1,200〜4,750円...
View Articleもしも紫式部が大企業のOLだったなら
読了。SNSで紹介されていたのを読んで、興味を持った。コミック・エッセイ。 もしも紫式部が大企業のOLだったなら (著)井上ミノルもしも紫式部が大企業のOLだったならAmazon(アマゾン)1,045円 本書の「まえがき」に次のようにあった。(太字は本書からの引用)...
View Articleサルデーニャの蜂蜜
読了!内田洋子氏のエッセイ集である。 サルデーニャの蜂蜜 (著)内田洋子サルデーニャの蜜蜂Amazon(アマゾン)505〜5,337円 「壁の中の海」は、ヴェネツィアの馴染みの古書店の店主から勧められた山奥の小村の本祭りを訪れた時の出来事。これは「モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語」の村だ!...
View Article彼岸花が咲く島
5日ほど前に読了。先だって第166回の芥川賞が決定したが、本書は第165回(2021年)の受賞作品である。 彼岸花が咲く島 (著)李琴峰【第165回芥川賞受賞作】彼岸花が咲く島 (文春e-book)Amazon(アマゾン)1,800円...
View Article