動物の絵 日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり
府中市美術館に行ってきた。 「動物の絵」展である。 春の「与謝蕪村展」の記念写真スポット近くに「今年の秋だよ」のコメント入りで、本展覧会のポスターが貼ってあり、チラシも置かれていた。もちろん、チラシをいただき、大変楽しみにしていたのである。なにせ・・・ 円山応挙の子犬ですよ!!もう、ワクワクしかない。...
View Article版画の見かた -技法・表現・歴史-
昨日は府中市美術館に行き、そして、今日は町田市立国際版画美術館である。「行けるときに行く」作戦である。 「版画の見かた」展。平日とあって、かなり空いていた。 まず、凸版、凹版、平版、孔版の四つの技法を紹介する映像を見た(これは町田市立国際版画美術館公式サイトでも視聴できる!)。非常に分かりやすい。その知識を踏まえて、各技法を使った作品を鑑賞。 一部の作品が写真撮影可で、嬉しい。...
View Article高橋朋子展 Moon Pavilion
今日は浅草橋のルーサイトギャラリーに行ってきた。高橋朋子氏の個展である。高橋氏のインスタグラムを拝見し、魅力的なお茶碗があったので、これは・・・と思い、馳せ参じたのである。 ・・・まだオープン前であった。 そういえば1年前の今頃もルーサイトギャラリーにお邪魔していた。高橋氏の「游ぐ月」のお茶碗と茶入れを求め、その共箱が仕上がり、それを受け取りに行ったのだ。...
View Article灰の劇場
読了。図書館で予約し、暫く待って、ようやく手にできたというのにぐずぐずと読んでおらず、「返却期限のお知らせメール」が来て、焦って読んだ。 灰の劇場 (著)恩田陸灰の劇場Amazon(アマゾン)1〜5,682円...
View Articleイスラエル博物館所蔵「印象派・光の系譜」
三菱一号館美術館に行ってきた。 イスラエル博物館所蔵「印象派・光の系譜」展 日本初出展の名品が多数、ということで評判が良く、これは・・・と思い参上。 日時指定券を購入しての入館である。新型コロナウィルス感染拡大防止のため、人数制限を設けてあるとのことで、「激混み」ではなかったが、平日にも関わらず人は少なくなかった。...
View Article動物の絵 日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり その2
10月20日に訪れた「動物の絵」展その1の続き 「秋叢戯虫」(しゅうそうぎちゅう) 小寺稲泉 大正時代-昭和時代(20世紀前半)個人蔵虫と蛙の大名行列を描いたもの。描かれている虫や蛙の表情が可愛い。「十二支図」 長沢蘆雪 江戸時代中期(18世紀後半)...
View Article季語の科学
読了。本書は、地震学が専門の地球科学者による歳時記である。 季語の科学 (著)尾池和夫季語の科学Amazon(アマゾン)1,157〜7,211円 SNSで紹介されており、興味を持った。解説がいかにも科学者という感じであった。 例えば、秋の季語「鰯雲」から一部を引用すると・・・(以下、太字部分は本書からの引用)...
View Article動物の絵 日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり 後期展示 その1
府中市美術館の動物の絵展の後期展示に行ってきた。今年は、春の与謝蕪村展の前期、後期、「映えるNIPPON」展、動物の絵展の前期、そして本日の後期と合計5回訪れている。 こんなことなら、「府中市美術館メンバーシップ」に入会しておけば良かったと思っている。年会費がなんと2500円なのである!企画展、常設展が無料の上、「府中市美術館だより」も届けていただけ、各種の割引きもある。...
View Article鈴木其一・夏秋渓流図屏風展
根津美術館に行ってきた。 昨日は府中市美術館、そして、今日は根津美術館である。なんと贅沢な! 待望の「鈴木其一・夏秋渓流図屏風展」、其一ファンとしては初日の一番最初の時間指定チケットを取り、参上。 展示室に、大振りの屏風がずらっと並んで圧巻。 重要文化財「夏秋渓流図屏風」 鈴木其一筆 6曲1双 紙本金地着色 江戸時代(19世紀) 根津美術館所蔵...
View Articleピーター・シスの闇と夢
西武池袋線に乗って、練馬区立美術館に初めて行った。 これは驚いた。練馬大根・・・の馬なのだろうか。美術館に隣接する緑地で、20種類、32体の動物の彫刻が設置されている。この馬は、「ネリマーマ」というらしい。 こちらはキリンですね。 美術館のロゴマークから生まれた「ネリビー」 全部で3体あるらしいが、私は2体のみ確認。...
View Article没後70年 吉田博展 川越会場
今日は、川越に行ってきた。 昨日は練馬区立美術館、今日は川越市立美術館・・・よく遊ぶもんだと思う。 「没後70年 吉田博展」は、今年、東京都美術館で1月に前期展示、3月に後期展示と訪れている。 本展覧会は、2019年10月から山梨会場から始まって、福岡、京都、東京、三重、福岡と巡回し、本日訪れた川越市立美術館が最終である。 ******************* 「渓流」...
View Article終わった人
読了。内舘牧子氏が脚本を手がけたドラマはたくさん見ていると思うが、小説は初めてかもしれない。 終わった人 (著)内舘牧子終わった人 (講談社文庫)Amazon(アマゾン)693円 主人公は、岩手県の進学校を卒業後、東大に進学し法学部を卒業後、大手銀行に就職し出世コースをひた走っていたものの子会社に出向となり、そのまま定年を迎えた。...
View Article民藝の100年
久々に東京国立近代美術館に行ってきた! 前回は、2019年12月の「鏑木清方 幻の《築地明石町》特別公開」。約2年も訪れていなかったのか・・・。 本日は、「民藝の100年」展。...
View Articleおしゃべりな本たち-謎解き!紙と文字から探る内閣文庫-
東京国立近代美術館の「民藝の100年」展を鑑賞した後、向かったのは国立公文書館である。 実は、国立公文書館のファンなのである。2017年にはギャラリー・トークまで参加している。 今回は「おしゃべりな本たち-謎解き!紙と文字から探る内閣文庫-」 まずは、本の形から。写本から古活字本へ。写本、刊本ともに本についての重要な情報が書かれており、写本などは誰が誰の本を写したかなど書いてある。...
View ArticleMOMATコレクション 2021.10.5-2022.2.12 所蔵作品展 その1
11月13日の続きである。 東京国立近代美術館「民藝の100年」展、国立公文書館「おしゃべりな本たち-謎解き!紙と文字から探る内閣文庫-」展を観賞した後、昼食をとって一休みし、東京国立近代美術館に戻り、「MOMATコレクション」を鑑賞、こちらはほとんどが写真撮影可である。 展望休憩室「眺めのよい部屋」からの眺め。秋だなあ。 ソル・ルウィット「ウォール・ドローイング#769...
View ArticleMOMATコレクション 2021.10.5-2022.2.12 所蔵作品展 その2
11月13日に訪れた東京国立近代美術館「MOMATコレクション」、その1からの続きである。 小林古径 「機織(はたおり)」 (1926年 絹本彩色) こちらは137.0×171.5㎝という比較的大きな作品。実際はもっと明るい色で描かれており、とても綺麗。 冨田溪仙 「紙漉き」 (1928年 絹本彩色)...
View Article白餅黒餅
SNSで「赤福」の「白餅黒餅」というものがあることを知った。ふうん・・・帰省できたら、買おっと!とボンヤリ眺めていたら、「赤福オンラインショップ限定販売」とあるではないか。 「何やて?!(なんだって!)」 と、思わずクリックしていたのであった。せっかく届けていただくので、色々購入。待ちに待って、本日到着! 真ん中が「白餅赤餅」である。左が「季の羊羹 栗」、右が「あんパウンドケーキ...
View Article六日町温泉 月岡温泉
感染症状況をにらんで、今なら・・・と急遽お祝い事をすることになり、新潟県に行ってきた。目的地は、新潟県新発田市の月岡温泉である。 ダイレクトに向かわずに、途中、新潟県南魚沼市の六日町温泉に寄ることにした。 何しろ、急遽決まったことなので、ネットでバタバタと宿を探す。すでに満室の宿も多く、よしっ!と決めたのはこじんまりとした民宿のような雰囲気の宿であった。...
View Articleロニ・ホーン:水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?
ポーラ美術館に行ってきた。 迎えてくれるのは、「雪の子Ⅰ」 板東優(1999年)。 「ロニ・ホーン:水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?」展である。 ロニ・ホーン(Roni...
View Articleポーラ美術館コレクション展
「ロニ・ホーン:水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?」展からの続きである。 企画展のロニ・ホーンの作品を見て、昼食休憩。美術館のレストラン「アレイ」の「企画展コースメニュー」を毎回楽しみにしている。 今回は、「アイスランドへの旅」 オードブル「オニテナガエビのポワレとビスクの盛り合わせ」 ビスクは濃厚、オニテナガエビはあっさりとしていて、美味しい!...
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