「ロニ・ホーン:水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?」展からの続きである。
企画展のロニ・ホーンの作品を見て、昼食休憩。
美術館のレストラン「アレイ」の「企画展コースメニュー」を毎回楽しみにしている。
今回は、「アイスランドへの旅」
オードブル「オニテナガエビのポワレとビスクの盛り合わせ」
ビスクは濃厚、オニテナガエビはあっさりとしていて、美味しい!
メインディッシュ「仔羊もも肉のロースト スパイス香る白いんげん豆の煮込みを添えて」
お皿がちょうど水面のような雰囲気。お肉や野菜はもしや岩とか・・・。
子羊にはマスタード入りのソースが添えられ、これも美味しかった。
デザート「ブルーベリーのコンポートと2種のチーズを使ったガトー」
濃厚なチーズケーキだった。
最近、和菓子を食べることが多かったので、新鮮に感じた。
最後にコーヒー。
同行者はハーブティーをお願いし、なんと水色のハーブティーが!
この色はロニ・ホーンの作品の水のイメージなのかと聞くと、そうであるとのこと。
うむ~、凝っている!
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コレクション展 「モネ-光のなかに」
本展覧会は、建築家・中山英之氏による会場構成だそう。
天井に丸みを持たせてあり、天井と壁がつながっている感じ。
この天井により鑑賞者の影ができないらしい。確かに、柱の影がない。
右の緑色の棚のようなものは、向かいの面にある額の反射を打ち消すために濃い緑色をしており、曲線も工夫されているとのことだ。なるほど!
「ジヴェルニーの冬」 1885年 油彩/カンヴァス
間もなく箱根も雪景色になるのだろうか、と思いつつ眺めた。
「ジヴェルニーの積みわら」 1884年 油彩/カンヴァス
カラッとした空気、明るい気分になる。
「睡蓮の池」 1899年 油彩/カンヴァス
やっぱりこのモチーフは良い。大人気で皆さんこちらで記念撮影をされていた。
もちろん、私もこのように撮影した。
最後の作品は、「ルーアン大聖堂」 1894年 油彩/カンヴァス
様々な時間帯の様子を描いて、30点の連作だそう。
私は、この「ルーアン大聖堂」、これまで、いくつかの時間帯の作品を見たことがあるが、30点もあったとは・・・・。
こちらは、午後6時頃の様子。なるほど。
こちらの展示室、立ち入り禁止エリアを示す白い線がないと思ったら・・・
この白い点点が立入禁止エリアを示すものらしい。ひえーっ、全く気づかなかった。
まあ、あの白い線は無粋と言えば無粋。こちらのほうがスマート。(だが、気づかない)
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コレクション展 「水の風景」に移動。
「海洋の帆船」 ウジェーヌ・ブーダン 1873年 油彩/カンヴァス
イスラエル博物館所蔵「印象派・光の系譜」展で、「港に近づくフリゲート艦」を見て、
ブーダンの描く船と海の景色も良い!と思っていたので、この作品は感動。良いと思う。
「朝凪ぐ」 牛島憲之 1984年(昭和59)頃 油彩/カンヴァス
牛島憲之氏といえば、府中市美術館の常設展でお馴染みである。
こちらの作品も良いなあ。
「緑の湖畔」 東山魁夷 1991年(平成3) 紙本彩色/額装
こちらは、北欧に取材したスケッチに基づいた作品だとのこと。ほう・・・。
昨日、11月23日は朝からポーラ美術館を訪れ、昼食を取り、午後3時頃に後にした。
館内をゆったりと鑑賞したり、「森の散歩道」を歩いたり・・・天気も良くのんびりと気分良く楽しんだ。
いやー、よく遊んだ。