読了。
本書は、地震学が専門の地球科学者による歳時記である。
季語の科学 (著)尾池和夫
SNSで紹介されており、興味を持った。解説がいかにも科学者という感じであった。
例えば、秋の季語「鰯雲」から一部を引用すると・・・(以下、太字部分は本書からの引用)
雲の高さによって、雲には上層雲、中層雲、下層雲がある。雲の名前にはいろいろあるけれども、雲の種類について国際気象機関(WMO)が発行した「国際雲図帳」をもとに決められた一〇種の雲形が基本になる。
「国際雲図帳」!こういうものがあるとは・・・。
冬の季語「柳葉魚」では、「シシャモは日本固有種で、キュウリウオ目キュウリウオ科の魚である」とある。
え、「キュウリウオ」?!そんな魚いたのか・・・と調べてみると、胡瓜に似た匂いがあるため付けられた名前のよう。ふうむ。
夏の季語「海月」には、「普通のクラゲは有性生殖を終えると海に溶けて消えるが」とあった。え、「溶けて消える」?溶けるの??
水族館に行きたくなってしまった。
著者はグルメのようで、
夏の季語「鰻」では、「鰻は大好物の中でも最高で、美味しい鰻を探す。たれが絡むかば焼きに幸せ感がある」とある。
同感です。
「全国淡水魚荷受組合連合会に聞くと、天然と養殖での味の差はないという。餌や養殖の技術が向上したからだという」。又、「国産と外国産でも、味の違いはないという」。
あら、まあ、そうなのか。
「美味しい鰻を食べたい場合は、蒲焼き専門店で裂きたての鰻を注文するといい」そうである。やっぱり、そうか。
冬の季語「おでん」のところでは、
出汁が重要であるが、私の場合は高知市の門田鰹節店の「おだしさん」を使う。
ほう。著者のプロフィールを見ると、東京生まれ高知育ちとある。なるほど。
「おだしさん」興味がある。
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ハロウィンのお菓子を記録しておく。
浅草の甘味専門店梅園の「ハロウィンかぼちゃ型の練りきり」
高橋朋子氏のお茶碗とお皿で。
横浜ハーバーのパンプキン味。パッケージが可愛い!
ゴディバのハロウィン限定の「クロミ」ちゃんコラボレーションギフトボックス。
これは頂き物。
紙人形が印刷された紙が同封され、切り抜き、このボックスに飾ることでハロウィンを楽しむらしい。
ということで、遊んでみた。
暗闇で光る仕掛け付きとのこと。