美のスターたち -光琳・若冲・北斎・汝窯など名品勢ぞろいー その2
昨日からの続き。 とりあえず、ざざっと5階まで鑑賞をして、庭園を散歩。 とてもお手入れの行き届いた庭園。 こういう時に、草花の名前がすっと出てくるようになれば良いなあと思う。 再び、展示室に。岡田美術館は何度でも入館することができる(ディズニーリゾートの「再入園」システムのようである。チケットを提示するだけで、手にスタンプは付けないが・・・) ☆メモ☆ 「誰ヶ袖図屏風」 (江戸時代初期...
View Article美のスターたち -光琳・若冲・北斎・汝窯など名品勢ぞろいー その3
10月20日に、岡田美術館に行ってきた。昨日からの続き。 岡田美術館の魅力は、「足湯」にもあると思う。 2016年9月に訪れた時も「足湯」をかなり楽しんだ。今回もタオル持参。 巨大壁画を眺めつつ、足湯に浸かる。コーヒーフロートを楽しみつつ。お汁粉でも良かったな・・。 ☆メモ☆ 「冨獄」 川合玉堂 (大正7年・19182年) 大作。丸みを感じる富士山だった。 「兜に菖蒲図」 神坂雪佳...
View Articletartaruga Pop Up Store in Tokyo その2
9月7日に「タルタルガ」さんの限定ショップに行ってきた。その続きである。(今頃・・・) レースアップシューズとフラットシューズを迷って、フラットシューズのほうをオーダーしたところまで「その1」で書いた。なぜレースアップシューズを見送ったのか・・・それはこれを購入したからである。 じゃん。黒のエナメルスニーカーである!!いやあ、カッコイイ。...
View Article小原古邨展
今日は、茅ヶ崎市美術館に行ってきた。 NHK「日曜美術館」の10月7日放送「生き物のいのちを描く~知られざる絵師 小原古邨~」を見て、ぜひ行きたいと思っていた本展覧会。ついに、会期最終日の本日になってしまった。 予想どおり、開館前から行列が出来ており、少し待って入館。そして、昼過ぎに私が美術館を出るときも、チケット売り場には列ができていた。大変な人気である。...
View Article京都・醍醐寺-真言密教の宇宙- メンバーズ内覧会 スライドレクチャー
9月25日にサントリー美術館に行ってきた。あっという間に11月になり、本展覧会の会期も間もなく終わる。 せっかく「スライドレクチャー」にも参加したことだし、「今さら」であるが記録する。 京都にある醍醐寺は、理源大師聖宝によって開かれた。この聖宝は、空海の直系の弟子だとのこと。ほほう。...
View Article仕覆作りは茶道の楽しみ、暮らしの彩り
10月下旬に銀座に所用があり、銀座三越で催されていた「時を繋ぐ茶箱展」にも行ってみた。聞いてみると、毎年銀座では「銀茶会」というイベントが行われており(今年はなんと第17回!)、その同時開催イベントとして「茶箱展」が催されているらしい。 さまざまな分野の方が組んだ「茶箱」が展示されており、又、関連のものも販売されていた。そこで惹かれたのが本書である。 仕覆作りは茶道の楽しみ、暮らしの彩り...
View Articleちょっとお抹茶しませんか-ゆるゆるほっこり茶道生活-
読了。著者はイラストレーター。可愛らしいイラストと文章で茶道を紹介。茶道を始めたい、と思っている方にはとても良い案内になりそう。 ちょっとお抹茶しませんか-ゆるゆるほっこり茶道生活 (著)渋谷陽子ちょっとお抹茶しませんか―ゆるゆるほっこり茶道生活1,404円Amazon 「茶道」を習わなくても、「お抹茶」を楽しむ方法も紹介されている。...
View Articleもしも利休があなたを招いたら
図書館の「茶道」のコーナーでいつも気になっていた本書。ようやく借りて、読了。 もしも利休があなたを招いたら (著)千 宗屋もしも利休があなたを招いたら 茶の湯に学ぶ”逆説”のもてなし (角川oneテーマ21)864円Amazon 「あとがき」に、...
View ArticleスコーレNo.4
読了! 今年1月に読了した『つぼみ』が、本書のスピンオフだということを知って、読みたい!とずっと思っていたが、数日前にやっと読了。 スコーレNO.4 (著)宮下奈都スコーレNo.4 (光文社文庫)617円Amazon...
View Article東西数寄者の審美眼 ギャラリートーク「数寄者としての逸翁と古経楼-茶道具を中心に」
今日は、五島美術館に行ってきた。 ギャラリートーク「数寄者としての逸翁と古経楼-茶道具を中心に」に参加。こちらのギャラリートークは、講堂でスライドを見ながらお話を聞く。 展示作品についての解説のほか、阪急・小林一三氏と、東急・五島慶太氏の様々なエピソードも紹介された。 小林一三氏は、1月3日生まれなので「一三(いちぞう)」ということを今日まで知らなかった。 五島美術館所蔵の重要文化財「鼠志野茶碗...
View Article生誕110年 東山魁夷展
行ってきました。東山魁夷展。 2008年には東京国立近代美術館での「誕生100年 東山魁夷展」に行っている。この時も人が多かったようだが、今回もかなり混み合っているという評判だったので、事前にインターネットでチケットを購入し、開場前に入口に並んだ。開場して、まず、見たいと思ったのが・・・ 「唐招提寺御影堂障壁画再現展示」である。...
View Articleとあえずウミガメのスープを仕込もう。
少し前に読了。 とあえずウミガメのスープを仕込もう。 (著)宮下奈都とりあえずウミガメのスープを仕込もう。1,620円Amazon 著者・宮下奈都氏の小説の主人公は、何かに一生懸命な人が多いように思うが、宮下奈都さん自身が「一生懸命な人」だったのだ。このエッセイを読んでそう思った。 タイトルどおり、本書は、食に関するエッセイ。著者は、料理本がかなり好きで、かなりの蔵書数があるようだ。...
View Article巴水の日本憧憬
読了。 本書は、基本的に左ページに巴水の版画、右ページにリンボウ先生の文章で構成されている。鑑賞するときは、自分勝手にぼんやり見ているだけなので、このようなリンボウ先生の解説を読むと、なるほど!そういう見方があるのね・・・と大変「目からうろこ」であった。 巴水の日本憧憬 川瀬巴水(画) 林望(文)巴水の日本憧憬3,456円Amazon 川瀬巴水は、「絵とき日本美術...
View Article明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます! 昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いします。 元日からディズニーシー、ディズニーランドを楽しんで来ました。良いお天気でした。 もともとは「読書ブログ」だったのですが、近頃は、美術館関連が多く、読書の割合が減少気味。今年は、もっと本を読みたいと思います。
View Article伊勢神宮 内宮 早朝参り
年末に伊勢神宮 内宮を参拝してきた。 初詣だと参拝者でごった返す様子がテレビなどで報道されるが、年末。だが、やはり「お伊勢さん」なのである。もの凄い人で、何となく華やいだ(?)雰囲気だった。 とりあえず、参拝をすませ、「赤福」へ。冬季限定の「赤福ぜんざい」。前回は2016年12月に外宮近くのお店で食べている。今回は本店の真向かいにあるお店で。 美味しかった~。...
View Article愛なき世界
読了!昨年はあまり読書しなかったので、今年はもっと読みたいと思っている。今年第1冊目は、三浦しをん氏の「愛なき世界」である。 愛なき世界 (著)三浦しをん愛なき世界 (単行本)1,728円Amazon 主人公は、T大学赤門向かい付近にある「円服亭」という洋食屋の見習い、藤丸である。店主が「出前」を思いついたことから、配達で、T大理学部の植物学研究室に出入りするようになる。...
View Article茶道具取合せ展 と 陶磁鑑賞シリーズⅦ「唐物茶入」第三回 肩衝・小肩衝
今日は五島美術館に行ってきた。 何だか寒そうな写真である。確かに寒かった。 久々に「美の友会月例美術講座」を受講してきた。「美の友会」の更新手続きをし、「定期入館証」が新しくなった。色もオレンジ色かうぐいす色に。 まず、「肩衝(かたつき)」というのは、「形状が、肩がやや角ばっているタイプの茶入」とのことである。...
View Article夕暮れ巴水
少し前に読了。 年末に川瀬巴水の版画とリンボウ先生の文章で構成されている「巴水の日本憧憬」を読んで、すかさず図書館に予約した。 本書は、左ページに巴水の版画、右にリンボウ先生の詩で構成されている。うっとり。 夕暮れ巴水 (画)川瀬巴水 (詩・文)林望新装版 夕暮れ巴水 林望の日本美憧憬2,376円Amazon...
View Article酒呑童子絵巻 -鬼退治ものがたり-
金曜日に根津美術館に行ってきた。いつもは「ふら~と1人で」行くことが多い美術館だが、今日は学生時代の友人と2人である。 本展覧会の2日目、11時過ぎ入館ということでかなり人は少なく、ゆったりと楽しめた。 絵巻は、一部分や、「断簡」という形で鑑賞することが多いが、本展覧会は物語の始めから終わりまで流れに沿いながらの展示で、絵画や文字の美しさだけでなく、物語自体も楽しむことができた。...
View Articleスイート・ホーム
お正月休みに読了。 「スイート・ホーム」という洋菓子店の家族、その周辺の人々が主人公の短篇集である。 スイート・ホーム (著)原田マハスイート・ホーム1,620円Amazon 物語の舞台は、阪急線宝塚付近。駅からバスで2つ目のバス停下車のよう。住環境がとても良いエリアだと思う。...
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