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美のスターたち -光琳・若冲・北斎・汝窯など名品勢ぞろいー その2

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昨日からの続き。

 

とりあえず、ざざっと5階まで鑑賞をして、庭園を散歩。

 

 

とてもお手入れの行き届いた庭園。

 

 

 

 

 

こういう時に、草花の名前がすっと出てくるようになれば良いなあと思う。

 

 

再び、展示室に。岡田美術館は何度でも入館することができる(ディズニーリゾートの「再入園」システムのようである。チケットを提示するだけで、手にスタンプは付けないが・・・)

 

☆メモ☆

 

誰ヶ袖図屏風」 (江戸時代初期 17世紀)

 衣装が掛けられた様子が描かれている。人物は無し。

 「誰ヶ袖図」というジャンル、面白いなと思った。

 

秋の七草図」 鈴木其一 (江戸時代後期 19世紀)

 全面に花。色が綺麗で、明るい。とても状態の良い絵だと思った。

 

 「富士・筑波図」 鈴木其一 (江戸時代後期 19世紀中期)

 鈴木其一はこういう静かな風景画も描くのかと、ビックリ。とても良い。

 

月に秋草図屏風」 酒井抱一 (江戸時代 文政8年・1825年5月)

 京都二条家の襖絵として描かれたものらしい。襖だったわりには、とても状態が良いと思った。

 岡田美術館のウェブサイトで写真付きで紹介されているが、実物はもっと色が綺麗。

 黒い月に対して、桔梗やすすきが明るく描かれていて華やかになっている。

 

四季耕作図屏風」 葛飾北斎 (江戸後期 10世紀初期)

 1年の米作の様子が描かれている。北斎というと奇抜で動きのある絵のイメージだったが、これは激しさを感じない。透明感のある、同じようなトーンの色で描かれ穏やかな雰囲気。

 描かれている人々も心なしか微笑んでいる人が多いように思う。

 

月に叭々鳥図」 伊藤若冲 (江戸時代中期 18世紀後半)

 好きな作品。描かれている叭々鳥が、「ぎゃああああ」と言って落下しているように感じる。

 

子犬に綿図」 円山応挙 (江戸時代中期 18世紀後半)

 いつ見てもカワイイ。

 

次の2つの屏風は、時間があったら、単眼鏡で拡大しつつずっと観察してたい面白さがあった。

 

名所鳥瞰図屏風」 佐久間草偃 (江戸時代中期 18世紀末期)

 細かい!左隻は大阪湾~明石城が描かれ、右隻は琵琶湖から富士山を描かれている。

 描き方が独特。右隻の下部に琵琶湖が描かれ、上に富士山が描かれ、真ん中の部分にその間の場所、例えば伊勢湾なども描かれている。桑名と二見浦もあった。夫婦岩がスマートに描かれていた。

 

相馬野馬追図屏風」 (江戸時代中期 18世紀)

 武士の持っている旗に描かれている紋がムカデがあったり、イノシシがあったり、どこかの国旗のような三日月があったり・・

 

(続く)

 

 

 

 

 

 


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