10月20日に、岡田美術館に行ってきた。
昨日からの続き。
岡田美術館の魅力は、「足湯」にもあると思う。
2016年9月に訪れた時も「足湯」をかなり楽しんだ。今回もタオル持参。
巨大壁画を眺めつつ、足湯に浸かる。コーヒーフロートを楽しみつつ。
お汁粉でも良かったな・・。
☆メモ☆
「冨獄」 川合玉堂 (大正7年・19182年)
大作。丸みを感じる富士山だった。
「兜に菖蒲図」 神坂雪佳 (大正-昭和前期 20世紀前半)
端午の節句むけの掛け軸。ん?この表装・・・と思ったら、「描表装」であった。サントリー美術館で見た鈴木其一にも描表装のものがあったなあと思い出す。
「雛祭図」 柴田是真 (江戸~明治初期 19世紀)
構図が面白い。雛飾りの横から見て、一部分だけを描いている。
これのポストカードがあったら欲しかった(が無かった)
「大正15年(1926)に描かれた3枚」として同じ部屋で紹介されていた。
小林古径 「麦」 、速水御舟「木蓮」の2点は墨だけで書かれた作品。
この一番左側が、御舟の「木蓮」、数え年33歳のときの作品だそうだ。何だかモダンな作品に感じられた。
下の細長い作品が、横山大観の「霊峰一文字」。
息を呑むような大作。約9メートルあるそうだ。富士山に黒い雲がかかっている。圧倒された。
そして、一番右側の作品は、大変貴重なものらしい。
「葡萄図」 正祖(イ・サン) (韓国・朝鮮時代 18世紀後半)
韓国ドラマで有名な、イ・サンの作品。 優しげで、構図の面白い作品。
画家でなく国王であったわけなので、余暇としての制作だったろうから、作品の数が少ないのは、まあ、そうかなと思う。大変レベルの高い作品。
岡田美術館は、朝から入館して、鑑賞、食事、足湯、庭園散策などゆったり楽しむのが良いと思う。今回は昼に付いたので、閉館ギリギリまで滞在したが、消化不良であった。
次回は、朝イチで行こうと思う。