9月25日にサントリー美術館に行ってきた。
あっという間に11月になり、本展覧会の会期も間もなく終わる。
せっかく「スライドレクチャー」にも参加したことだし、「今さら」であるが記録する。
京都にある醍醐寺は、理源大師聖宝によって開かれた。
この聖宝は、空海の直系の弟子だとのこと。ほほう。
そして、ポスターにもなっている「如意輪観音座像」。
これは、数点あるらしい。これは、聖宝の直系の弟子が関わったらしい。
観音様の指の上にのっている「宝輪」から、何となく「宇宙」が連想された。
この観音様、見る角度によって違う表情があって大変興味深かった。
本展覧会は、仏像やその絵画が見所となっているが、醍醐寺は、秀吉が催した「醍醐の花見」の場としても有名である。それに関連する絵画なども展示されており魅力的。
重要文化財である俵屋宗達筆「扇面散図屏風」(江戸時代・17世紀)は華麗。
同じく重要文化財の「三宝院 柳草花図(表書院上段之間)」(安土桃山~江戸時代 16~17世紀)は、長谷川等伯派の作品ではないかとのこと。ほほう。
スライドレクチャーの冒頭でのお話で、展覧会はかなりの盛況のようだ。連日、かなりの人出の様子。
「メンバーズ内覧会」に来られて良かった・・・。