等伯 上・下
東京国立博物館で、長谷川等伯の『松林図屏風』を鑑賞して、本書が読みたくなり、早速、図書館に行って借りてきた。本書は2012年第148回直木賞受賞作品だった。やっぱりなあ、と思った。物語に非常に引き込まれ、久々に一気に読んだ。 等伯 (著)安部龍太郎等伯 上下巻セット1,540円Amazon...
View Articleヴィルヘルム・ハマスホイ 静寂の詩人
本日、東京都美術館に行ってきた。 「ハマスホイとデンマーク絵画」展の初日である!!ハマスホイは、以前はハンマースホイと表記されていたが、現在はハマスホイだそう。 もう、本当に良かった。展覧会の内容、感想は、別ブログで書くとして・・・・まずはショップでの購入品について。今回のショップがまあ、何というかとってもオシャレな雰囲気。...
View Articleロシア語だけの青春 ミールに通った日々
読了。 著者は、NHKラジオ、テレビのロシア語講座の講師を担当されたこともある黒田龍之介氏。「ミール」とは、「ミール・ロシア語研究所」のことで、著者は、ここで高校生からロシア語を学んだそう。 ロシア語だけの青春 ミールに通った日々 (著)黒田龍之介ロシア語だけの青春: ミールに通った日々1,650円Amazon この「ミール」の授業の進め方は、本書によると、...
View Article雨にもまけず粗茶一服
読了。お茶の世界が書かれているというので前から読みたかった小説。 雨にもまけず粗茶一服 (著)松村栄子(P[ま]1-2)雨にもまけず粗茶一服<上> (ポプラ文庫ピュアフル)616円Amazon (P[ま]1-3)雨にもまけず粗茶一服<下> (ポプラ文庫ピュアフル)616円Amazon...
View Articleハマスホイとデンマーク絵画
1月21日、初日に行って参りました! 昨年2019年3月、東京都美術館に「奇想の系譜展」を見に行き、ポスターを発見!それから、公式ツイッターなどの情報を見て、待ちに待った「ハマスホイとデンマーク絵画展」である!...
View Article風にもまけず粗茶一服
読了。 「雨にもまけず粗茶一服」の続編。ニート状態になっていた、東京の武家茶道家元の長男・遊馬が比叡山のお寺に。 風にもまけず粗茶一服 (著)松村栄子(P[ま]1-4)風にもまけず粗茶一服 (ポプラ文庫ピュアフル)748円Amazon...
View Article花のお江戸で粗茶一服
読了!「雨にもまけず粗茶一服」、「風にもまけず粗茶一服」の続編である。物語の舞台は、比叡山から東京へ。 花のお江戸で粗茶一服 (著)松村栄子花のお江戸で粗茶一服1,980円Amazon...
View Articleシーソーモンスター
読了。著者の伊坂幸太郎氏は、非常に人気のある作家で、図書館の棚にも目立つように置かれている。私は、数冊読んだような記憶があるが、自分のこのブログを検索してみると、なんと、2010年10月に『バイバイ、ブラックバード』を読んだ記事しかない。しかし、文面からすると、それ以前に伊坂作品を読んでいるような雰囲気。 シーソーモンスター (著)伊坂幸太郎シーソーモンスター (単行本)1,760円Amazon...
View Article死にがいを求めて生きているの
読了。 先だって読んだ伊坂幸太郎氏の『シーソーモンスター』と同じく、「螺旋プロジェクト」の1冊。同書掲載の『シーソーモンスター』と『スピンモンスター』の間、つまり、現代が舞台となっている。 死にがいを求めて生きているの (著)朝井リョウ死にがいを求めて生きているの1,728円Amazon...
View Articleコイコワレ
読了。こちらも「螺旋プロジェクト」の1冊。時代としては、『蒼色の大地』の次で、昭和初期、第二次世界大戦の時期である。 コイコワレ (著)乾ルカコイコワレ (単行本)1,870円Amazon 主人公の清子は青い目をしており、そのせいで「敵国の血が入っているのかも」と周囲から疎まれている。その清子が疎開をすることになり、疎開先で大きな耳を持つリツと出合う。...
View Articleウナノハテノガタ
読了。「螺旋プロジェクト」作品である。『シーソーモンスター』、『死にがいを求めていきているの』が非常に分厚い、ページ数の多い作品だったのだが、本作品は215ページで短い。電車の中、待ち時間などで割とサックリと読めてしまった。 ウナノハテノガタ (著)大森兄弟ウナノハテノガタ (単行本)1,760円Amazon 時代としては、原始時代。巻末の「螺旋」年表によると、BC3000とある。...
View Article天使も怪物も眠る夜
読了。「螺旋プロジェクト」作品である。前回読んだ『ウナノハテノガタ』が215ページだったのに対して、本作品は409ページ。このくらいのボリュームがあるとサックリとは読めない。読み応えがあった。 天使も怪物も眠る夜 (著)吉田篤弘天使も怪物も眠る夜 (単行本)1,980円Amazon 作者の吉田篤弘氏は、「クラフト・エヴィング商會」としても活動されている。...
View Articleレシピを見ないで作れるようになりましょう。
読了。ひょんなところから本書を借りることができ、区立図書館の予約を取り消そうとして、驚いた。なんと、2018年11月26日に予約して、現在の順位が16番目。ひーっ。 お借りした本書を見ると、第1刷が2017年12月24日で、18年7月18日第9刷とある。検索すると、14万部を突破して、「料理レシピ本大賞2018」の料理部門入賞らしい。なるほど。 レシピを見ないで作れるようになりましょう。...
View Article画家が見たこども展
今日は、品川のほうで仕事だったので、その帰りに三菱一号館美術館に行ってきた。 「画家が見たこども展 ゴッホ、ボナール、ドニ、ヴァロットン」である。 仕事の後ということで、一休みしてから鑑賞したいと思い、「cafe1894」を覗いてみた。人気のカフェなので、席は空いていないだろうなあ・・・・と思いきや、なんと直ぐに案内された。 元・銀行の営業室だった空間をカフェとして利用。雰囲気が良い!...
View Articleヴィルヘルム・ハマスホイ 沈黙の絵画
読了。本書は、2008年に国立西洋美術館で催された「ヴィルヘルム・ハンマースホイ -静かなる詩情」展を企画された佐藤直樹氏によるもの。 ヴィルヘルム・ハマスホイ 沈黙の絵画 (著)佐藤直樹ヴィルヘルム・ハマスホイ 沈黙の絵画 (220) (コロナ・ブックス)2,200円Amazon...
View Article御社のチャラ男
読了! 御社のチャラ男 (著)絲山秋子御社のチャラ男1,980円Amazon 家族を駅まで送り迎えするのが普通である地方都市にあるジョルジュ食品の三芳部長は、陰で「チャラ男」と呼ばれている。 本書は、ジョルジュ食品の社員、関係者の「自分語り」で構成されており、各自の「自分語り」に三芳部長が登場する。又、三芳部長の「自分語り」もあり、面白い。...
View Article東京のレトロ美術館
読了。現在、都内の美術館は、ほとんどがお休み中である。本書は、「アートテラー」のとに~氏が選んだ「レトロ美術館」が紹介されており、きれいな写真を見て、ああ、美術館って美術だけを楽しむ場所ではないなあと再認識。そして、東京は本当に美術館の多いところだと、それもしみじみとありがたく感じた。 東京のレトロ美術館 (著)とに~東京のレトロ美術館1,760円Amazon...
View Article月人壮士
少し前に読了。 「螺旋プロジェクト」作品。時代順だと原始時代の「ウナノハテノガタ」の次ということになる。 月人壮士 (著)澤田瞳子月人壮士 (単行本)1,870円Amazon 物語は、聖武天皇崩御から始まり、その5日前に出された「皇太子には従四位上・道祖王を立つるべし」という遺詔に疑問を持った前左大臣である橘諸兄が、中臣継麻呂と道鏡に別の遺詔がないか探らせる、というものである。...
View Article面倒くさがりの自分を認めたら 部屋がもっとキレイになりました
ちょっと前に読了。コミックエッセイなので、あっと言う間に読める。 面倒くさがりの自分を認めたら 部屋がもっとキレイになりました (著)わたなべぽん面倒くさがりの自分を認めたら部屋がもっとキレイになりました 三日坊主の後回し虫退治術 (メディ...1,080円Amazon...
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