送別の餃子 中国・都市と農村肖像画
読了。久々の「中国モノ」である。SNSで紹介されており、興味を持った。 送別の餃子 中国・都市と農村肖像画 (著)井口淳子送別の餃子: 中国・都市と農村肖像画Amazon(アマゾン)1,980〜5,742円 著者は、民族音楽学を研究する大学教授である。なんと大学院生であった1987年以来、中国各地で研究のためのフィールドワークをされている。...
View Article手みやげをひとつ-あの人の、究極のお取り寄せ-和の巻
図書館でぶらぶらと書架を見ていて、手に取った。本書は、雑誌『クロワッサン』の定例企画「手みやげをひとつ」シリーズの「和のもの」を中心に選択し、再編集を行ったものだそう。この手の記事を読むのは大好きである。 手みやげをひとつ-あの人の、究極のお取り寄せ-和の巻(クロワッサンちゃんと役立つ実用の本)あの人の、究極のお取り寄せ『手みやげをひとつ 和の巻』 (クロワッサン...
View Article「暮らしで楽しむ茶の湯」展
本日、都心での仕事の帰りに「阪急メンズ東京」まで行ってきた。私たち世代には、「有楽町マリオン」と言ったほうが分かりやすいかも。 「はじめての茶箱あそび」の著者であるふくいひろこ氏主宰の「水円舎」による「暮らしで楽しむ茶の湯」展である。...
View Articleコスメの王様
読了!本作品は、高殿円氏の最新作。高殿円作品は、前回は2020年4月に「グランドシャトー」を読んでいる。「グランドシャトー」は、大阪・京橋のキャバレーが描かれており、本作品は神戸の花隈という花街が描かれている。 コスメの王様 (著)高殿円コスメの王様Amazon(アマゾン)1,584円 主人公は、後に「西洋の化粧品王」と呼ばれるようになった利一と、人気芸妓となるハナである。...
View Articleクラフト餃子フェス TOKYO 2022
本日、朝いち(!)で駒沢公園で開催の「クラフト餃子フェス TOKYO 2022」に行ってきた。 現在、窓の外は土砂降りの雨である。午後からは雨になるとの予報だったので、オープンの10時を目指して駒沢公園へ! 雨が降る前に食べて帰りたい空模様。 オリンピック記念塔。 このようなお店が出ている。...
View Article水戸 茨城県近代美術館 千波湖 偕楽園
今日は、JR品川駅発の特急「ときわ」に乗って水戸に行ってきた。 JRの特急なんて、何年ぶりに乗るだろう・・・。ホームに着くと「始発」なので、すでに列車が停まっていた。 ゆったりとした座席!そして1時間半ほどで水戸に到着。思ったより近いかも。 今回の第一の目的は、茨城県近代美術館である。 鑑賞の内容については別ブログで記したいと思う。...
View Article人のすがた、人の思い ー収蔵品にみる人々の物語ー
本日は、大倉集古館に行ってきた。 企画展「人のすがた、人の思い ー収蔵品にみる人々の物語ー」を鑑賞。 鶴岡蘆水「両岸一覧」(江戸時代・天明元年(1781)) 2巻現在は大英博物館に所蔵されている狩野休栄の「隅田川長流図巻」をもとに版画として製作されたものだそう。この作品は隅田川の両岸の様子が描かれている。川に浮かぶ舟、岸辺のお屋敷、商店、集う人々、お祭りの情景も描かれていた。...
View Article若冲と京の美術 -京都 細見コレクションの精華-
5月3日に水戸を訪れた第一の目的は、こちらである。 「若冲と京の美術 -京都 細見コレクションの精華-」展。 京都の細見美術館は、私の憧れである。 現在、細見美術館は「つながる琳派スピリット 神坂雪佳」展を開催中である。ああ、神坂雪佳・・・良いなあ、行きたいなあと細見美術館のWebサイトを見ていたら、おおおお!「巡回情報」として、「パナソニック汐留美術館 (東京)...
View Article日本画トライアングル 画家たちの大阪・京都・東京
今日は、泉屋博古館東京に行ってきた。 午後2時頃まで仕事をしていて、少し「へろへろ」気味だったので、館内にある「HARIO CAFE 泉屋博古館東京店」で休憩してから、鑑賞しようかと思ったら、なんと満席。ということで、先に鑑賞した。 実はこれがナイスな判断だったのだ。泉屋博古館の入館チケットの提示で「HARIO CAFE」が10%割引になるのだ。逆に「HARIO...
View Article鏑木清方原寸美術館 100% KIYOKATA!
読了。東京国立近代美術館「没後50年 鏑木清方」展の特設ショップで本書を見て、買おうか・・・どうしようか・・・と散々迷った。 最近、展覧会に行くと野放図に図録を購入するものだから、私の本棚はかなり厳しい状態になっている。自戒の念を込めて、とりあえず図書館で借りてから考えようと思った次第である。 鏑木清方原寸美術館 100% KIYOKATA! (監修)鶴見香織鏑木清方原寸美術館 100%...
View Articleアンと愛情
読了。図書館で本書の題名を見て、「これは、『和菓子のアン』の続編では?!」と手に取った。「東京百貨店」地下食品売り場にある、「みつ屋」という和菓子店でアルバイトをしている梅本杏子が主人公の短編が収録されている。短編自体はそれぞれで完結されているが、物語自体は進んでおり、「その後」が大変気になる。 アンと愛情 (著)坂木司アンと愛情Amazon(アマゾン)570〜5,940円...
View Article定価のない本
数日前に読了。第二次世界大戦後GHQ占領下の神田神保町が舞台。「神保町」に惹かれて、本書を手に取った。 定価のない本 (著)門井慶喜定価のない本Amazon(アマゾン)90〜5,940円 物語は、ある古書店主が多量の書籍の下敷きになっているのを発見されるところから始まる。果たして、事故なのか、事件なのか。 徳富蘇峰や太宰治が登場したりと、面白く、ぐいぐい読んでいった。...
View Article根津神社 粽札
久々の根津神社である。 最後に訪れたのは、2016年の3月。この頃は毎月訪れ、「月次花見札」を受けていた。 良い天気!今日は、「粽札」を受けに来たのである。毎年春の「ツツジ祭り」で受けることのできる「厄除け粽」が頒布終了となり、それに代わるお守りして作られたとのことである。 楼門をくぐるのも久しぶり。 「手水舎」に蓋がしてあり、横から流れる水で手を清めるようになっている。...
View Articleロシア点描 まちかどから見るプーチン帝国の素顔
読了。著者は、ロシアの軍事・安全保障政策が専門とのことであるが、本書は主にロシアの日常生活が紹介されており、最後の2章に政治的な話題が書かれている。 SNSで本書が紹介されているのを見て、「そういえば、ロシアってあまり知らないな」と思い、読んでみることにした。表紙にマトリョーシカ人形のイラストがあり大変可愛い。 ロシア点描 まちかどから見るプーチン帝国の素顔 (著)小泉悠ロシア点描...
View Article美しく軽やかに暮らしを整える44の秘訣
『「捨てる!」技術』著者、辰巳渚氏による40代に向けての「暮らし、住まい、自分」整理術だそうだ。図書館で手に取り、パラパラとめくると、著者宅の写真が多数掲載されており、そのインテリアが素敵だなと思って借りることにした。 ふと気になり、検索してみると、なんと辰巳渚氏は2018年6月に事故で亡くなっている。私と同年代で、とても驚き、悲しくなってしまった。 美しく軽やかに暮らしを整える44の秘訣...
View Article赤と青のガウン オックスフォード留学記
読了。現在、雑誌「和樂」のバックナンバーを整理中。「和樂」に彬子女王殿下の連載があり、プロフィールのところに本書があったので、読んでみることにした。 赤と青のガウン オックスフォード留学記 (著)彬子女王赤と青のガウン オックスフォード留学記Amazon(アマゾン)1,980円 イギリスでの留学生活を書かれたもので、様々なエピソードが紹介されていた。その中で、「エッ!」と思ったものは・・・。...
View Article教えてコバチュウ先生!琳派超入門
6月16日に読了。雑誌「和樂」でお馴染みの「コバチュウ先生」こと美術史学者であり岡田美術館館長の小林忠氏による琳派の入門書である。 教えてコバチュウ先生!琳派超入門 (著)小林忠教えてコバチュウ先生! 琳派超入門Amazon(アマゾン)250〜5,280円...
View Articleまっとうな人生
読了。絲山秋子氏の最新作である。博多の精神科の病院に入院中の花ちゃんとなごやんが病院を脱走し、鹿児島に逃亡する旅を描いた『逃亡くそたわけ』。その2人がなんと富山県で暮らしており、再会するのである。 まっとうな人生 (著)絲山秋子まっとうな人生Amazon(アマゾン)1,703円...
View Article一橋桐子(76)の犯罪日記
読了。原田ひ香氏の作品を始めて読んだ。 一橋桐子(76)の犯罪日記 (著)原田ひ香一橋桐子(76)の犯罪日記 (文芸書)Amazon(アマゾン)401〜5,445円 主人公は、一橋桐子という76歳の独身女性。両親の介護のために正社員を辞め、両親の死後、相続で姉と揉め疎遠になる。高校時代からの友人・トモと同居し、楽しく過ごしていたがトモが病死し、一人で暮らすことになる。...
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