てふてふ荘へようこそ
読了。乾ルカ作品は昨年「螺旋プロジェクト」の「コイコワレ」を読んだのが初めてで、これは2冊目。 てふてふ荘へようこそ (著)乾ルカてふてふ荘へようこそ (角川文庫)Amazon(アマゾン)1〜3,175円...
View Article和樂 2021年4・5月号
和樂の2021年4・5月号は、「茶味こそが京都!」と表紙に書かれており、「茶味なる京都案内」と称して25のテーマで京都巡りを紹介している。 和樂 2021年 4・5月号 [雑誌]Amazon(アマゾン)1,100円 本書によると、この「茶味」は、「茶の湯が大切にしてきた日本美を感じる」とのこと。...
View Article50過ぎたら、住まいは安全、そうじは要領
読了。 2020年11月発行で、コロナウィルス対策やコロナ禍での生活にも言及されていた。 プロローグには、このような状態だからこそ、「暮らしの基本に立ち返り、そうじの仕方や住まい方を見つめ直すうえで、簡単にやれること、負担なく楽しくできること」などを紹介したと書かれていた。 50過ぎたら、住まいは安全、そうじは要領 (著)沖幸子50過ぎたら、住まいは安全、そうじは要領...
View Article風景との対話
読了。 風景との対話 (著)東山魁夷 風景との対話 (新潮選書)Amazon(アマゾン)179〜4,785円 エッセイ集。文中で触れられた絵画が掲載されており、とても分かりやすかった。 東山魁夷氏のとても有名な作品である「道」。 これは、十数年前に青森県種差海岸の牧場で描いたスケッチを見ていて、スケッチに描かれている、柵、馬、灯台を取り去って道だけを描いてみたら・・・と思いついたそうである。...
View Article「引き出し一つ」から始まる!人生を救う片づけ
読了。ネットか雑誌の記事で、著者の井田典子氏の書かれたものを見て、図書館で借りた。井田氏は、雑誌『婦人之友』の読者の会である「友の会」に所属していらっしゃる整理収納アドバイザーである。 プロフィールを読むと、NHKの朝の情報番組にも出演されているそう。 「引き出し1つ」から始まる!人生を救う片付け (著)井田典子「引き出し1つ」から始まる! 人生を救う 片づけAmazon(アマゾン)990円...
View Articletartaruga TOKYO POP UP STORE
タルタルガさんのポップアップストアに行ってきた! 昨年の7月、道に迷い、オーナーの松本氏に道まで出ていただいたことを思い出し、詳しい地図を印刷して、準備万端!とかなり時間に余裕を持って出発したはずが・・・今回は地下鉄明治神宮駅から地上に出たところですでに迷うという・・・。 なんだか工事中が多い東京である。渋谷駅も迷路のようになっているし・・・。 しかし、今回はなんとか時間前に到着。...
View Article「ぎこちない」を芸術にした画家 与謝蕪村展 その1
府中市美術館に行ってきた。 与謝蕪村展である。 与謝蕪村の作品は何となく「ゆる」かったり、何となく違和感を感じたりしていたが、なるほど、そういう感覚は「ぎこちなさ」と表現できるか。 本展覧会のパンフレットである。攻めている感じである。 入り口付近にはこんなボードが。記念撮影に良いかも。 ガラス窓にはこんなシールが貼られている。これはどの作品に描かれたものか。...
View Article「ぎこちない」を芸術にした画家 与謝蕪村展 その2
その1からの続き。 「銭亀や」画賛扇面 円山応挙画・与謝蕪村賛(文化庁所蔵 紙本墨画淡彩) 円山応挙と与謝蕪村はご近所さんで交流があったそうだ。この解説パネルで初めて知った。応挙の端正に描いた亀、細い線できっちり書かれた署名に対して、蕪村の書は大変ユニーク。この作品は重要文化財。 「よい夢の」画賛 呉春画・与謝蕪村賛(個人蔵 紙本墨画)...
View Article小説伊勢物語 業平
読了!「マンガ日本の古典 堤中納言物語」を読んだと話したら、「最初はネットで調べたりしないと分からないところがあるかも知れないが、面白くてどんどん読んでいける」と強く勧められ、古文は大の苦手で、「伊勢物語」と聞いただけで、やや及び腰ではあったが・・・・・いやあ、読んで良かった。 小説伊勢物語 業平 (著)髙樹のぶ子小説伊勢物語 業平 (日本経済新聞出版)Amazon(アマゾン)2,178円...
View Articleテート美術館所蔵 コンスタブル展
三菱一号館美術館に行くため、東京駅で下車。丸の内南口ドーム天井である。素敵! 「テート美術館所蔵 コンスタンブル展」である。 日本の絵画を見ることが多かったので、なんだかとても新鮮な気持ちで向かった。 今回は、コンスタブルの『ウォータールー橋の開通式(ホワイトホールの階段、1817年6月18日)』とターナーの『ヘレヴーツリュイスから出航するユトレヒトシティ64号』が並べられて展示されていた。...
View Article没後70年 吉田博展 後期展示
東京都美術館に行ってきた。1月に訪れた「没後70年 吉田博展」の後期展示である。 本日は、9:30の開館に合わせて上野公園に到着。 一部咲いている桜も・・・ 今年は、シートを広げてのお花見ができないとのことで、コーンなどが立てられていた。まあ、しかし、美しいものは美しいのである。 こんなポストもあったのね!!上野動物園は12月26日から休園中だそう。看板が出ていた。...
View Article没後30年記念 笠松紫浪 ―最後の新版画 後期展示
太田記念美術館に行ってきた。 「没後30年記念 笠松紫浪」展の後期展示を鑑賞してきた。 2月に前期展示に行ってとても良かったので、後期展示にも是非!と思っていた。 ポスターにもなっている「うろこ雲」(大正8年(1919) 渡邊木版美術画舗蔵)が見てみたかった。...
View Article姑の遺品整理は、迷惑です
読了。図書館で、タイトルに惹かれて借りた。あっという間に読了。 姑の遺品整理は、迷惑です (著)垣谷美雨姑の遺品整理は、迷惑ですAmazon(アマゾン)504〜6,006円 物語は姑が亡くなり、姑が一人暮らしをしていた、エレベーターのない団地の4階にある3DKを主人公が訪れるところから始まる。...
View Articleひみつのしつもん
図書館の書架で、発見!翻訳家の岸本佐知子氏の新しいエッセイである!といっても2019年10月発行のものであるが。 ひみつのしつもん (著)岸本佐知子ひみつのしつもん (単行本)Amazon(アマゾン)697〜5,490円...
View Articleテート美術館所蔵 コンスタブル展 2回目
三菱一号館美術館に行ってきた。 「テート美術館所蔵 コンスタンブル展」の2回目。3月21日のNHK「日曜美術館」の「アートシーン」で、本展覧会が紹介されていた。ロイヤル・アカデミー展でのターナーのエピソードが紹介されていたので、きっと興味を持つかたも多いだろうと思って、平日である本日、訪れた。...
View Articleお江戸ファッション図鑑
読了。SNSで本書が紹介されていて、図書館で借りた。浮世絵で描かれている着こなしを、現代のイラストで紹介するもの。 お江戸ファッション図鑑 (著)撫子 凜 (監修)丸山伸彦お江戸ファッション図鑑Amazon(アマゾン)1,593〜6,227円...
View Article福袋
読了。図書館で、表紙が気になって借りた。江戸の町民たちの日々を描く短篇集。 福袋 (著)朝井まかて福袋 (講談社文庫)Amazon(アマゾン)116〜4,141円 衣装についての記述が気になった。それは、「お江戸ファッション図鑑」を読んだばっかりだったからかもしれない。 「莫連あやめ」は、この文章から始まる。(太字は本書からの引用) 着物って、おしゃべるだよね。...
View Article草々不一
読了。先日読了した「福袋」と表紙の雰囲気が似ているので、てっきりシリーズ物かと思って図書館から借りた。 『福袋』が江戸の町民たちの日々を描いた短篇集、こちらは武士たちを描いた短篇集だった。 草々不一 (著)朝井まかて草々不一Amazon(アマゾン)383〜5,287円 厳密な身分制度でがんじがらめの武士の世界、いやあ、大変そうだ。しかも、武士と言っても、裕福であるとは限らない。...
View Articleタルタルガさんの靴が来た!2021年春
3月の「tartaruga TOKYO POP UP STORE」でお願いしたローファーが届いた!届くのは5月頃かと思っていたが、予想より1か月も早く到着。嬉しい。 わくわく。 黒の普通の革に黒のエナメルを組み合わせ、甲の飾りは銀色の金具。 ボロネーゼ製法という方法で作られており、足の甲をすっぽりを包む感じ。こうやって見ると、鼻が長い(?)感じがする。...
View Articleばあば、93歳。暮らしと料理の遺言
料理研究家の鈴木登紀子氏の訃報が今年1月に報じられた。NHKの「きょうの料理」を始め、様々な料理番組でご活躍されていた様子を思い出す。 私は、鈴木登紀子氏が汁物の紹介をされるときに、「滋味を味わう」と表現され、その「滋味」という言葉に強く惹かれた。以来、美味しい野菜スープなどをいただくときに「滋味」という言葉が浮かぶ。 ばあば、93歳。暮らしと料理の遺言...
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