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速水御舟の全貌 ー日本画の破壊と創造ー

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今日は、山種美術館に行ってきた。

 

 

「開館50周年記念特別展」だけあって、大変見応えのある展示会だった。

ポスターにもなっている重要文化財の『炎舞』は、迫力満点。展示会場の照明がかなり落としてあるため、目が慣れないうちに見た印象と、目が慣れてから、少し離れた場所から見た印象はかなり違う。

 

思わず、図録を購入してしまった。『炎舞』は図録の表紙にもなっている。

 

今回、気になった作品は・・・・

 

チラシの右上の『花ノ傍』。渡欧後の作品だからだろうか、油絵のような印象も受けるモダンな作品。色も構図も西洋っぽく感じる。このポストカードが欲しいと思ったが・・・なくて残念。

 

下は、『あけぼの』。木と鳥がシルエットで描かれており幻想的。

上は、屏風『翠苔緑芝』のポストカード。描かれている黒猫ちゃんは、懐紙となって販売されていたので購入した。

オレンジ色の〇で囲った部分に、モデルの黒猫がいる。この懐紙には、どんなお菓子をのせようか・・・。

 

左は『和蘭陀菊図』(部分)。右は『オリンピアス神殿遺址』。ヨーロッパ滞在の折に見学した町並みや名跡を描いたものも数点あり、大変良かった。

 

山種美術館に来たからには、カフェにも寄りたい。

 

 

『花ノ傍』をイメージした和菓子「夢の中」と、今月のお茶で栗の香りのお茶をセットにした。

「夢の中」のアップ。チラシに「描かれた女性が着るモダンな縦縞模様の着物を和菓子にいたしました」とあったが、確かに『花ノ傍』に描かれている女性の着物の柄だ。

 

 

同行者は、屏風『翠苔緑芝』をイメージした「緑のかげ」をオーダー。

 

 

「屏風の華麗な金地と緑の芝をイメージし、つややかな紫陽花と白うさぎを添えました」と紹介されているとおり。白いうさちゃんが乗っていた。

 

 

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姉である文筆家・千種清美(ブログはこちら→×××)の作った「伊勢開運手帳」が発売中のため、絶賛販売促進中である。

 

 

 

 


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