ちょっと前に読了。
これからお祈りにいきます (著)津村記久子
- これからお祈りにいきます (単行本)/角川書店
- ¥1,512
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中編の「サイガサマのウィッカーマン」と短編の「バイアブランカの地層と少女」の2編。
「サイガサマのウィッカーマン」は、「サイガサマ」という、願いを叶えると引き替えに、身体の一部を持って行ってしまうという神様のお祭りを中心に描かれている。
高校生が主人公なので、気持ちが入っていけるかなあと躊躇し、今まで読まなかったが、もっと早く読めば良かった。
主人公の周囲の大人がなかなかこれが良い味を出している。
まあ、色々あるよねえ・・・。
作品名に使われている「ウィッカーマン」とは何ぞや?と検索してびっくり。
うーむ。
作品では、この中に入れるものが違う。ひと味違ったものを入れる。
短編の「バイアブランカの地層と少女」の主人公は、大学生。
ふと、自分の学生時代を思い出していた。
今も時間が無いことはない、何せフリーランスワーカーなので、ヒマなときはヒマである。勤め人とは違う。しかし、学生時代は、やっぱり、無駄に費やせる沢山の時間があったなあとしみじみ思った。
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先だって、新潟県から「おけさがき」が届いた。
これがサッパリとして美味しい。
くだものを剥くのが面倒な私が、喜んで剥くくらい美味しい。