昨日は、「ウィーン美術史美術館所蔵 風景画の誕生」展を、渋谷Bunkamuraに見に行った。
ド平日の午後2時頃から行ったので、割とゆったり観賞できたと思う。
風景の中に書き込まれた、人々の様子を見るのが好きだ。
このポスターの「夏の風景(7月または8月)」(ルーカス・ファン・ファルケンボルフ)に細かく描かれている人々や、街の様子、じっくり観察してきた。
カナレットの作品も1点。
「ヴェネツィアのスキアヴォーニ河岸」
しっとりとした色合いで、ヴェネツィアの湿度まで感じられる。それにしても細かく描かれている。
タイトルなど失念してしまった(ああ、リストを貰ってこれば良かった)が、運河に張った氷の上で大勢の市民がスケート遊びをしている絵が面白かった。大道芸人が3人いて大勢の見物人が周りを囲むようにおり、その周りを自由ににスケートする人、遊ぶ人、そりの人が・・・思い思いに楽しんでいる様子が描かれ、右手に、馬車に乗った大公が見物しているという(と、書いてあったが、実はどれが大公か分からなかった)、左手に少し古い砦のような物が描かれ、その上にも見物人が大勢いて、見物していた。
氷上の人々、・・・一人一人違って、見ていて面白かった。
「月歴画」と言われる各月の様子を描くジャンルの絵画も沢山紹介されていた。
チーズ作り、羊の毛剃り、祭り、収穫・・・・
これも楽しい。
聖書などをテーマにした絵画に描かれている風景にもスポットが当てられており、観賞しながら「これは背景が分かっていたらもっと興味深いに違いない」と、聖カタリナ、聖バルバラ、聖アントニウスなど調べた。
下の図書で。イラストで紹介されていてとっても分かりやすい。
私が持っているのは、表紙が違う。1995年の初版本を持っている。
- マリアのウィンク―聖書の名シーン集 (ハートアートシリーズ)/視覚デザイン研究所
- ¥1,890
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おおおっっと驚くような超有名絵画はなかったが、ポスターに「風景を旅する」とあったが、旅に出たような気持ちになれる美術展だった。
ブログネタ:カフェラテとカフェオレの違い知ってる? 参加中
私は知ってた 派!
ある日のスタバ。
この日は、「スターバックスラテ」。
スタバは、「ラテ」。
私は「カフェオレ」より、「カフェラテ」の方が好きかも。