Quantcast
Channel: ろんちゃんのブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1952

毒女日記

$
0
0

少し前に読了。


毒女日記  (著)藤堂志津子

独女日記/幻冬舎
¥1,188
Amazon.co.jp

直木賞作家・藤堂志津子氏のエッセイ。


12年間介護していたお母様も亡くなり、お父様も亡くなり、愛犬・はなちゃんとふたり暮らしの作者の日常が紹介されている。


このエッセイ執筆時、著者は61歳。


現代の61歳というと、まだ「現役感」がバリバリで、パワーも充満しているイメージである。

たまにお目にかかる同業者の方、私とさほど変わらない年齢かと思っていたが、そのくらいの年齢と聞き、たまげた事がある。


しかし、著者は自らを「老女」と書くこともあり、何だか・・・・しかし、好奇心旺盛の毎日には、引きつけられる。

大事件が起こることもなく、愛犬とのお散歩が中心となりつつある生活だが、小さな心躍る出来事がしばしば起こる。


どのような出来事に心を躍らせるか、それは個人差があるだろう。私も著者のように好奇心を持って日々を過ごしたいと思った。


オススメ


★ 本書を読んでのメモ ★ 「」で囲っている太字の部分は本書より引用。


・著者は、樋口一葉の「たけくらべ」は肌に合わず、ドラマの「にごりえ」には引きつけられたようだ。そして、和田芳恵氏の「一葉の日記」にのめり込んだらしい。

新装版 一葉の日記 (講談社文芸文庫)/講談社
¥1,733
Amazon.co.jp


え、文庫なのに¥1733?分厚い本なのだろうか。

読んでみたい。


・映画を見て「ミッキー・ロークの、見事に両の降格があがった、コラーゲン注射でそうしているのか、ぷっくりとしたU字型の唇が・・・・(中略)この唇の形は無視できないと私は思うのだ」、そして、著者はこの唇が整形手術かどうかを確かめるべく、古い本でミッキー・ロークの若い頃の写真を観察している。

こういう、好奇心はとても共感できる。

ちなみに、著者はパソコンを持っておらず、ネット検索はしていない。


私は画像検索をしてみた。

ほー。確かに・・・口角が上がっている。うむうむ・・・。


・著者は愛犬とふたりぐらしであるが、そのことについて。

父や母やたくさんの友人知人の死が、未解決の謎そのものとなって、いまだにまとわりついている。人間でなく、犬のはなだからこそ、1日24時間、そばにいられるというのが本当のところだった


この、人間ではなく犬だから・・・のあたりは何となく分かるような気がする。


本書には著者の読んだ本も紹介されており、気になったもの。


「せずには帰れないリプライズ」 津村洋子

せずには帰れないリプライズ ~未必の恋~/双葉社

¥1,728
Amazon.co.jp


ブログでドットマネーを稼ぐ







3万円あったら何に使う?【投稿でドットマネーがもらえる!】 ブログネタ:3万円あったら何に使う?【投稿でドットマネーがもらえる!】 参加中
本文はここから




3万円か・・・・。

今、指輪のリフォームを検討中である。


立て爪のデザインの指輪、会食やお出かけなどの時になるべく着けるように心がけているが、何かに引っかけそうで恐い。

出かけるとすると仕事の場合も多く、仕事には向かないなあとなかなか登場の場がない。


そこで、フラットなデザインにリフォームして毎日(もちろん、仕事にも)着けていけるようなものにして楽しみたいと思っている。


そのリフォーム資金の「たし」にしたい。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1952

Trending Articles