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ハンチバック

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読了。

第169回芥川賞受賞作品である。

 

ハンチバック  (著)市川沙央

 

難病を患う主人公の釈華は、肺を圧迫するほど背骨が湾曲しており、読書するのも苦しいほどである。電動車椅子と人工呼吸器を使い、痰の吸引も必要という状態で生活している。

 

しかし、そのような状態でも有名私大の通信課程に通い、卒論を準備すべく読書もする。また、風俗関係の記事をライターとして書いたり、18歳未満閲覧禁止の小説を投稿したりしている。

釈華は、すでに両親を亡くしているが、釈華が一生かけてもつかいきれないほどの金銭や、釈華の暮らすグループホームが残されている。

 

上述のような日常を過ごす釈華に、ある日、「事件」が起こる。

そこからは、ハラハラとしながら読み進めていった。

 

短編なので、そう時間をかけずに読み終えたが、その後、しばらくぼんやりしてしまった。

静かな衝撃をじわじわ受けた、という感じだろうか。

 

知らないことがたくさんあるなあと強く思った。

 

***********************

 

ふらふらと商業施設を歩いていたら「生搾りモンブラン専門店」と文字が目に入った。栗には目がない私である。ついつい…。

 

「和栗モンブラン」

 

 

搾り出されたマロンクリームが細い!

それが軽やかさを出しているような。

 

 

写真では分かりにくいが、このモンブランはとても大きい。

中に入っているメレンゲもさっくりと食感が良い。

 

こちらのお店、抹茶味のモンブランや中にバスクチーズケーキが入ったモンブランなどあるようだ。また行ってしまうかもしれない。

 

***********************

 

満足して地下食料品売り場に行くと…「たねや」さんの店先に「近江大福 栗」の箱を発見!

 

 

なななんと、最後の1箱だったのだ!ラッキー。

 

 

大福って眺めているだけで幸せを感じる。

村瀬治兵衛氏の沢栗のお皿、小西潮氏のレースグラスの器で冷煎茶。

後の参考のため、努めて使った器なども記録しているが…この組み合わせが多いなあ。

 

ちょっと頑張って断面も撮影してみたが、今一つ。

 

 

粗搗きの滋賀羽二重糯の中に、粒餡と一粒栗が入っているのだ。

この粗搗きの感じが良いなあ。


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