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文藝別冊 米原万里 真夜中の太陽は輝き続ける

9月中旬に読了。

 

文藝別冊 米原万里 真夜中の太陽は輝き続ける

 

昨年の8月に出版されたもの。

ロシア語同時通訳者・作家の米原万里氏が亡くなって、12年経つのだろうか。

このようなムック本が発売されるほど人々の心に残っている偉大な方だと思う。

 

本書には、親交の深かった方々の米原氏を偲ぶエッセイ、対談が掲載されているほか、単行本などには収録されていない米原氏のエッセイなども掲載されている。

 

2005年2月に『現代』に掲載されたジャーナリストの山本美香氏との対談「戦場の女たち」を読んで、しみじみとした気持ちになった。

お二人ともすでにお亡くなりになっているのだ。

 

米原万里氏のエッセイは、「心臓に毛が生えている理由」、「他諺の空似」、「終生ヒトのオスは飼わず」(本書にご自身で書いた死亡記事があり、2025年に逝去される予定だった・・・とブログに書いた。予定どおりだったらまだ健在でご活躍されていたことだろう。本当に残念でならない)についてブログに書いている。

 

この他、通訳・翻訳者必読のエッセイ「不実な美女か 貞淑な醜女か」、そして「ガセネッタとシモネッタ」。

小説「オリガ・モリソヴナの反語法」、著者がソビエト学校時代の友人達を訪ねた記録「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」、などは、ブログを始める前に読んでいたと思う。

 

本書に紹介されていた、米原氏の処女作「マイナス50℃の世界」、これが読みたいと思った。

 

***************

 

話しはガラッと変わる。栗の季節である。

 

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随分前にデパチカで吸い寄せられるように購入した栗のシュークリーム!

私は栗が大好きである。

この季節を堪能しなければ。

 

 

 

 


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