連休中に読了。
久々に一気読みをした。満足。
ののはな通信 (著)三浦しをん
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横浜にあるミッション系の女子校・聖フランチェスカのクラスメイトとして知り合った「のの」と「はな」の授業中のメモ書きから、手紙、大人になってからは、電子メール、そして最後は手紙でのやり取りで構成されている。
高校生から27年間の手紙の記録である。
主人公たちの手紙のやり取りは、マンガ『日出処の天子』の話題から始まる。
そういえば、私も全巻持っていたのであった。
この時代の女子高校生は携帯電話など無い時代なので、授業中メモ書きを渡したり(つまり、クラスメイト達の手によって受け渡してもらう)、授業中書いた手紙を「家で読んで」と帰りに渡したりしていたものだった。
裕福な家庭の子女が通う一貫校でののんびりとした様子から始まるのだが、ビックリの事件が起きたり、二人の関係性が変わったり、進級や進学により交流が途絶えるが、再び復活し、又、途絶え・・・最後は、驚きの結末、いや、結末がなく終わってしまい、主人公たちのその後が大変気になったのであった。
いずれにせよ、主人公たちの成長の様子を読むと、自分自身の遙か昔に思いを馳せたり、励まされたりするのであった。
読後もしみじみとしてしまった。
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連休中に、埼玉県の温泉施設に行ってきた。
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「ナトリウム・塩化物強塩泉」のお湯。
もともとは無色透明だが空気に触れ、加熱すると褐色に変化するとのこと。
たしかに褐色だった。
こちらの施設には、お湯だけでなく、お食事にも惹かれた。
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「寝かせ玄米」と糀を使ったお料理。
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これが「寝かせ玄米」のご飯である。
炊いた玄米を3に感ほど保温し続けたもので、もち米のような食感である。
岸本葉子氏のエッセイ「捨てきらなくていいじゃない?」で書かれていた「酵素玄米」がこれと同じか。
これが大変気になり、渋谷の「ヒカリエ」の地下食料品売り場で専門店を見つけ、食べたことがある。
同じ感じだったと思う。
うーん。美味しかった。又、食べたい。