今日は、国立新美術館で「オルセー美術館展」を楽しんできました。
いやあ、良かった!
10月20日までなので、興味のある方はぜひ。
今回、私が一番見たかったのは、カイユボットの「床に鉋をかける人々」。
モチーフが鉋がけの労働者で珍しいと思ったことと、構図に興味があったので大変期待していた。
美術解説本などでよく目にするが、本物はやっぱり違う。
淡々と作業する様子がとても静かな感じで描かれていて、質感もすばらしく、じっと見入ってしまった。
風景画も良かった。
冬の情景を描いた作品に惹かれた。
モネの「かささぎ」。ポストカードを購入したが、温かみを感じた雪の白い色が、もう、全然違った。
印刷にすると、どうしても色が違ってしまう。
そして、シスレーの「雪、マルリー=ル=ロワの農家の庭」が良かった。
何だかずっと眺めたくなった。
ポストカードがあれば購入して眺めたいと思っていたが、なかったので残念。
シスレーの洪水の絵も良かった。
「ポール=マルリの洪水と小舟」
これだけの洪水だったら、住宅は恐らく「床上浸水」だろうし、かなり大変だと思うのだが、描かれている風景は、非常に美しく、のんびりしている。
そして、ジャン=フランソワ・ラファエリの「ジャン=ル=ボワトゥーの家族、プルガヌーの農民たち」という作品に圧倒された。
農民の一家を描いた作品。
編み物をしている女性も描かれているいるものの、動きをあまり感じず、灰色、白、紺、黒、褐色・・使われている色が少なく、静かな作品だが、非常に心を打つ。
目が離せない作品。
作品中の一人の男性の視線を感じるほど迫力があった。
ブログネタ:疲れをとる方法教えて
参加中
素敵な絵を見て、美味しい物食べて、
良い気持ちになって帰宅し、お風呂に入って早めに寝る。