全国の和菓子が集結するイベント「和菓子縁日」で求めたものの記録。
賞味期限が長いものは、ゆっくりと味わっている。
熊本県「中原松月堂」 松の雪
和菓子バイヤーさんのSNSの写真を見て、これは食べたいなと会場で見てびっくり。
ものさしで測ったから、なんと18㎝もあった。
ボーロ生地で、(ぼうろ)のような軽い焼き菓子で、フォンダン(?)がかかっている。写真で見ると何だかパンのような。
フォンダン部分に切り込み線のようなものが入っていたので、そこで割ってみると簡単に割れた。この割ったものを1つ食べると、また1つ…とあっという間に食べ終えてしまった…。賞味期限も長いので、これは売っていたら手が伸びると思う。
京都府「二條若狭屋」 黒コハク
「二條若狭屋」の包み紙も可愛い。
見るからに濃厚な雰囲気。
しっかりと黒糖の風味がして、つるんとした口当たり。
ああ、こういうのも美味しいよなあ…と味わった。
石川県「松葉屋」 くじら羹
夏期限定のものだそう。
同封されていた説明書によると、「真黒な昆布羹と真白な味甚羹のコントラストをお楽しみください」とあった。
「昆布羹」とは?昆布を焼いて作った黒い??。確かにかすかに昆布のような香りが。
「味甚羹」とは?そもそも読み方が分からないので調べてみると、「みじんかん」と読むようだ。「味甚羹」は錦玉液にみじん粉を加えて固めたもの。
おお、「みじん粉」は聞き覚えのある言葉だ。
餅粉を蒸して乾燥させて挽いて煎ったもの。
うーむ。
黒い昆布羹部分はツルンとさっぱり、味甚羹はもっちりとしてこれは大変美味しい。
福井県「村中甘泉堂」 福乃井カカオ羊羹「湶 いすみ」 抹茶
パッケージも素敵である。
原材料名を見ると、砂糖(国内製造)、白あん、チョコレート、水飴、抹茶、寒天…とある。
食べてみると、羊羹…けどもっちり濃い感じ。
それがチョコレートの効果なのか。
初めての食感かも。このカカオ羊羹は様々な味があるようだ。違う味も試してみたい。