「全国各地の和菓子を応援して、地域社会に貢献する」をテーマに、今年2月から毎月催されている「和菓子縁日」。
今回は、web事前来店予約にチャレンジ。。
8/7の午前10時から受付で、10時ジャストに予約画面にすんなり入れ、強気で一番早い11時からの予約をとろうとしたが…。
出先のため、慣れないスマートフォンでの入力でモタモタとしてるうちに枠が埋まってしまった。ああ…。
再度チャレンジとしたところ、すでに11時、11時半の枠は満席、そこで弱気になって(12時、12時半の枠を試みず)、あえて13時の枠を狙ったところ、すんなりと予約が取れた。
その後サイトを見ると、14時と14時半の枠は割と遅くまで残っていたような。しかし、夜には満席になっていた。
そして、本日、少し前に会場付近で待ち列を探すも分からず…結局、スタッフの方に案内していだいた。予約番号順に待機し、そのまま入場ということでスムーズ。
入場後も1列で案内されるため、所謂「順番抜かし」の心配もなく安心して買い物ができた。
今回、私の順番では売り切れの品物はなく、思っていた品を全て購入することができた!嬉しい!
消費期限が当日、短いものから味わうことに。
東京都「みずの」 塩大福
巣鴨の有名な「とげぬき地蔵商店街」にあるお店だそうだ。
何か期待できるパッケージである。
えーっつ。こんなに大きいの?!
「とげぬき地蔵商店街」というと「おばあちゃんの原宿」といわれるところではないか?おばあちゃんがこんな大きな大福食べたら一食分にならないか?!と驚くほど大きかった。長さを測ると7㎝だった。
同封されていた説明書に「※塩大福を美味しく御賞味いただく為、他の甘味の前にお召し上がり下さい」とあったので、まず、こちらを味わうことにする。
まず、良い感じの塩味である。
説明書によると季節によって塩加減を微妙に変えているそうだ。
ほう…。
そして、中の粒あんの存在感のある感じがとても良い!
webサイトを見ると、こちらのお店にはイートインスペースもあるようだ。ふむふむ。
石川県「金沢」 蓮根羹
和菓子バイヤー氏のSNSによると「今回最大の目玉と言っても良い、8月の10日間ほどしか味わうことが叶わない伝統的な夏羊羹『蓮根羹』」とのことで、私はこれを狙っていたのである。この機会を逃したら、もしかすると次はないかも…と思ったのだ。それを手にすることができたなんて、感激!
パッケージにも「加賀野菜加工品」というシールが貼られていたとおり、加賀野菜 の 「小坂れんこん」の新物のみを使って作ったお品なのだそう。
原材料表示を見ると「砂糖(国内製造)、蓮根、寒天」のみ。
こちらはお抹茶と。
写真からも分かる通り、ちょっとゴツゴツした表面。
蓮根が蓮根だと分かるような大きさで入っている。
シャキっとした食感とフルーティーな感じ。
お菓子であるがお菓子ではないように思う程フルーティーだ。
福島県「玉嶋屋」 生仕立て水ようかん
なんでも、薪燃料の熱源で羊羹を煉っていらっしゃるそうだ。
それだけでもグッとくる。
深みのある色ではありませんか。
ゆるい感じだが、口の中ですぐに液体化するというわけではなく、餡を感じながら、しっかりとした甘みを味わう。これが薪の火で大事に煉られた餡から作られた水羊羹なのか…。こっくりした感じ。
宮城県「甘仙堂」 塩ずんだ和かたらあな
「カタラーナ」とは何ぞや?と調べてみると、固まらなかったプリンを固めようとコーンスターチを入れたのが始まりとのこと。ほう…。
そのカタラーナ生地にずんだ餡がのせてある。
少し塩味のずんだ餡とカタラーナ生地(私にとってはプリン生地とほぼ同じ)が合う!!これは美味しい!
東京「中里」 揚最中
この包装紙はかなり惹かれる。鳥獣戯画を彷彿とさせるような。
最中とのことだが、これは…。
冷茶と。
ごま油で揚げた最中の皮に塩が散らしてある。
ひえ~、これは今まで食べたことのない食感である。
パリパリの最中の中にしっとりとした餡子。いやー。
その上、最中に塩味が。これはたまりません。
こちらのお店の最寄り駅は駒込。
ほほう。
JR駒込駅→「中里」で「揚最中」→六義園を探索→「みずの」で塩大福などをイートイン→とげぬき地蔵尊髙岩寺参拝
というコースで遊べるな。
(続く)