新宿の百貨店で、金沢の「吉はし」の生菓子が販売ということでネット予約し、本日受け取りに行った。
そういえば、昨年の今頃、金沢旅行に行って「吉はし」で和菓子を購入、食べている。
ああ、また金沢に行きたいなあと思いつつ、受け取ってきた包みはこれである。
包みを開けると…。
おお、お菓子の紹介がある。これは嬉しい。
そういえば、昨年の旅行時も容器一つ一つにお菓子の名前などが書かれたシールが貼ってあった。
このラインナップ。
「千代見草」
練切製、備中白粒あん
「後の月」
練切製、白こしあん
「菊まがき」
ふの焼き生地製、大納言
昨年現地で食べた「鹿の音」も、この「ふの焼き生地」でくるっと巻くタイプだった。
「栗金団」
きんとん製
これは昨年現地でも食べている。
いやあ…。
何だろう、この美味しさは…。じんわりと沁みる美味しさ。
東京にいながらにして、この味を楽しめるとはなんと贅沢。
そして、「銘菓百選」コーナーには魅力的な栗のお菓子がたくさん。
消費期限を気にしつつ、いくつかカゴに入れてしまったことは言うまでもない。
暫く美味しいものの在庫が豊富にあるというこの幸せ。
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新宿でお菓子を受け取りに行く前に、田園都市線「あざみ野」の「IZUMO[utsuwa] 」という器のお店を初めて訪れた。
「わたしを愉しむテーブル茶道展|2023」の初日、陶芸、木工、漆芸、布の8名の作家の方々の作品が展示されていた。
私のお目当ては茶箱である。
お店のブログで素敵だなと思う茶箱があった。
実際に目で見て、触らせていただき、重さを体感することは大切だなと思った。
小林克久氏のオーバルボックス。ぱっと持った時に軽いと思った。
「モダン仕覆」で包んだ道具を入れてみた。
これに、振り出し、茶巾入れなどを入れるといい塩梅になるかも。
このオーバルボックスは、茶筅を立てて入れられるように普通のサイズより高く作られているそう。ふむふむ。
本展示会は、茶箱、お茶碗、茶器、茶杓、菓子器、小皿、数寄屋袋などバラエティーに富んだ品ぞろえ。眼福であった。