「京都航空便」の愛知・名古屋版で、春と秋に催される。
今年4月に初めて「参戦」し、名古屋の和菓子を再認識。
前回、予約開始日の夕方にアクセスしたところ、「芳光」の銘菓「わらびもち」が既に売り切れ状態で涙をのんだ。
今回はなるべく早く…何とか予約開始50分後にアクセスしたところ、なんと、なぁぁんと無情にも「芳光」の「わらび餅」、生菓子とも「在庫なし」の表示…。
ところが、予約開始から10日ほどたってバイヤーさんのSNSを見ると、完売の商品もキャンセルが入ったりして予約可能になっているものがあるとのこと。
「名古屋直行便」サイトを見ると、「芳光 季節の生菓子」の「売り切れ」表示がなく、購入できるようになっているではないか!!クリック、クリック!
ということで、今回は以下の4点を求めた。
左上、 「芳光」の「季節の生菓子」
その右、「むらさきや」の「栗蒸し羊羹」
下、「大黒屋本店」の「季節の生菓子」
右、「松屋長春」の「羽二重餅」
「芳光」 季節の生菓子
「敗者復活戦」で得た生菓子である!
「薯蕷」
包装紙に貼ってあった「栄養成分表示」には「薯蕷」と書かれているだけ。
うーむ。素敵な名前が付いている生菓子だと思うが…。
「外郎」
菊だろうか。「栄養成分表示」には「外郎」と書かれているだけであった。
中は味噌あんではないか?美味しい!
外郎生地のぷるぷるした感じがたまらない。
「焼栗」
これは同封されていた「お菓子の栞」と「栄養成分表示」に名前が書かれていた。
毎年の季節の定番のようだ。
栗きんとんが焼かれている感じ。そしてごつっと粗めな栗片が混じっているのも良い感じである。
「栗かのこ」
こちらも「お菓子の栞」と「栄養成分表示」に名前があった。
外側の栗の蜜漬けが美味しい!こりっとしつつも柔らかくて上品な甘さ。
おお…。中はこしあん。とってもバランスが良いと思う。
「芳光」の箱からお菓子を取ると、底に「光」の文字が。
前回は気付いていなかったかも。
「大黒屋本店」 季節の生菓子
大黒屋本店は落雁の老舗だそうで、私は2月にバレンタインデー用菓子のコーナーでこのお店の「生落雁(加加阿)」を求めている。
生菓子はどんな感じかわくわくする。
このお店はInstagramでお菓子の紹介をされているので、それを参考にした。
「わらび餅」
百貨店の紹介文章に「<芳光>で修業を積んだ若旦那が作るわらび餅」とあった。
前回と今回ともに「芳光のわらび餅」にはフラれているので、大黒屋さんの若旦那のわらび餅には大変期待していたのだが…予想以上の美味しさである。
こ、これは美味しい!!
柔らかさがもう…何とも言えない。餡の甘さも…。
もう、これは名古屋に行って食べるしかない。
「山里」(栗きんとん)
デザインがとても個性的。
素朴な感じで美味しい。上に乗っている栗が美味しい!
「里柿」(練り切り)
「初雁」(葛饅頭)
口に入れたとたん、黒糖の味がぱあっと広がり、とても美味しい!
生地の弾力がたまらない感じである。
「松屋長春」 羽二重餅
前回は藤の花のイラストだったが、今回はハロウィン仕様だ。
可愛い包装を取ると…
おお、この包装紙も好みである!
ふむふむ。
焼印は季節ごとに変わるとのことで、今回はハロウィンのカボチャである。
可愛い!
この生地はどうしてこんなにふわふわなのだろうか。
「松屋長春」は愛知県稲沢市にある。名古屋から名鉄線に乗り、国府宮駅で下車で徒歩10分だそう。
うーん。少し遠いなあという印象だ。
JR名古屋高島屋でも取り扱いはあるようだが、どうも狭き門のような雰囲気。
やはり、私にとっては「名古屋直行便」が一番便利なのだ。
次は春か…。