読了。
表装ものがたり 書画を彩る名脇役を知る (著)濱村繭衣子
日本画を鑑賞するときに、表装の美しさにうっとりするときがある。
しかし、図録には絵画のみが掲載され、表装までは含まれていないことが一般的ではないだろうか。
撮影可の展覧会のときは、素敵だなと思った作品は表装まで撮影させてもらうことにしている。
本書を通して、表装の歴史、その様々な工夫、決まり事、そして、珍しい表装など知ることができた。
また、著者が「掛軸を見る時に少し心がけていただきたいこと」として、
(前略)掛軸を構成する各部分の寸法は、座って見るにふさわしいように考えられてきたものといえます。美術館で作品を見る時にも、座って見たらどう見えるかを試してみると、それまでとは異なる作品の良さに気付くかもしれません。
これは、なるほどと思った。(太字部分は本書からの引用)
布によっては、特にその織り方によっては光の具合で見え方がずいぶん違う。
又、座った高さからであると、表装の各部の見え方も違うだろう。
少ししゃがんだり、椅子があったら座ったりして鑑賞したいと思った。
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本日、スマートフォンのバッテリー交換に出かけた。
最近バッテリーの残量が気になることがあり、最大容量が80%を下回っており、慌てて、交換の手続きをした。
出かけたついでに、「一保堂茶舗」の「試飲会~夏のお茶~」を体験してきた。
水だしの玉露の「甘露」と「三角茶袋」の飲み比べでは、同じ玉露でもかなり違いがあることに驚いた。
また、いわゆるグリーンティーの「宇治清水」。
こちらを炭酸水で割ったものを試飲。美味しい。びっくり。
こちらは、そのままかき氷に振りかけて使っても良いそう。
最後に、温かいむぎ茶を頂き、これもほっとした美味しさがあった。
1月に、イベント「新春 茶香服 試飲会」に参加し、大変勉強になった。
今後もお茶の楽しみ方のイベントがあれば参加したいなあと思ったのであった。
その後、「喫茶室 嘉木」で冷たい煎茶を。
一部のお茶は冷たい、温かいの両方ができるそうだ。
お菓子は、「鍵善良房」の「月涼し」である。
東京にいながら、京都の美味しいお菓子が食べられるのは嬉しい。
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こちらは、「らぁ麺フロマージュ」というラーメンである。
「濃厚とろ~りクリームチーズ」を麺に絡めて食べるというもの。
とても不思議な魅力のあるラーメンである。
そして、とてもオシャレな店内で…
テーブルの下に引き出しがあり、お箸やらナプキンやら調味料やら、が入っているのだ。
そして、「らぁ麺フロマージュ」を食べ終ると、リゾット用の玄米がいただけるのである。残ったスープを玄米の容器に入れて食べるのも良し、玄米をどんぶりに残ったスープの中に入れるのも良し…。
美味しかった。
何だかラーメンではない違う美味しいものを食べた感じだった(けど…ラーメンだけど)。
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姉・千種清美の新刊である。
この夏は伊勢西国三十三所観音巡礼はいかがだろうか。
「推し」の観音様に出会えるかも!