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妄想美術館

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読了!

図書館にリクエストして、何ヶ月待ったか・・・。

 

漫画『テルマエロマエ』の作者、テレビ出演も多いヤマザキマリ氏と、

美術館勤務を経て小説家となった原田マハ氏の美術談義である。

 

妄想美術館  (著)原田マハ・ヤマザキマリ

 

 

原田マハ氏が初めてニューヨーク近代美術館のミュージアムショップを訪れた時、大喜びしてカレンダーを見ていたらお財布を盗まれたそう。

 

それに対して、ヤマザキマリ氏は「泥棒は狙っているんですよ、興奮している人を(笑)。その興奮がある限り、どんな困難だって乗り越えるだろうって。」と話す。(太字部分は本書からの引用)

 

ここを読んだ時に、やっぱり、ヤマザキマリ氏は若い頃からイタリアに暮らしていたから、だからこその発言なのではないかと思った。

トホホな時もユーモアを忘れないというか・・・。

こういう感覚はイタリアっぽい?と想像する。

住んだことがないから分からないが。

 

そんなエピソードも語られつつ、まずは美術館の思い出、そして好きな芸術家、未完の作品の魅力、もし美術館を設立するとすれば・・・などなど話されていく。

 

原田マハ氏の小説『風神雷神』が言及されており、お、これは読みたいと思った。

 

 

*******************************

 

本日、銀座の和光に行った。

 

 

「ムッリーネのアラベスク -江波冨士子 ガラススケッチ-」である。

 

初日の本日は午後2時半までは電話予約のみ。

私は仕事の都合で早くて2時過ぎに到着だろうと思っていたので、あえて予約せずに訪れた。

ラッキーにも午後2時半少し前に到着できたので、予約無しとしては早く入場できたと思う。

 

まあ、しかし・・・。

 

おおおっ!と思って見ると、売約済みの赤いシールが貼られている作品の多かったことよ。

 

 

こちらは「和光」から送っていただいた本展覧会のパンフレット。

 

手前写真の「花の庭 茶箱」は、なんと佃眞吾氏とのコラボレーションである!

素晴らしかった。

当然、赤いシールがばばんと貼られていた。

いやー、見られただけでも嬉しかった。眼福である。

 

これを含め、数点の茶箱と茶道具のセットがあり、ため息をついて拝見していたのである。

(私が見たときは1セットを除き、全て赤いシール貼付済み)

 

又、お茶碗と茶入れのセットなどもあった。

セットで揃えられたら良いな・・・。

 

まあ、そんなことは今後のお楽しみとして取っておこう。

 

 


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