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50過ぎたら、暮らしは単純、気持ちは豊かに

図書館から「返却期限のお知らせ」メールが届き、焦って読了。

このお知らせメール、大変ありがたいサービスである。

 

50過ぎたら、暮らしは単純、気持ちは豊かに  (著)沖幸子

 

沖幸子氏の「50過ぎたらシリーズ」。

これまで「50過ぎたら、ものは引き算、心は足し算」、「50過ぎたら、住まいは安全、そうじは要領」を読んで、本書で3冊目。

 

本書は「暮らしを単純にする」知恵の紹介である。

 

☆メモ☆ (太字は本書からの引用)

 

私は、一度にアイロンをかける枚数を、ワイシャツなら三枚までと決めています。

 

著者は「一箇所の掃除は15分以内」(『キレイな部屋の基本』)など数量を決めて家事をすることを勧めていて、これはとても私に合っている。

 

本書によると「体力が必要な家事労働は、自分が苦痛にならない量を知っておくこと」、そして、家事嫌いにならないように「自分の体力の七割くらいを使い、余力は他に回すような配慮が必要」とのこと。

 

自分が「苦痛にならない量」を知る。大切。

 

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どうしてもキッチンがきれいにならないという読者へのアドバイス。

 

お湯を沸かした後の、まだ余熱が残っているケトルを、濡れたタオルで拭いてください。ただし、毎回、忘れずに、拭き続けるのです

 

この「ケトルを余熱のあるうちに拭く」は、沖幸子氏がたびたび書かれている。

それを「毎回」するということ。「忘れずに」。

 

アドバイスを受けた読者は、拭き続けているうちに汚れた古いケトルがキレイになり、それが嬉しく、他の場所も拭くようになり、ついに台所全体がキレイになったとのこと。

 

これは、分かるような気がする。

裏返せば、汚れた場所をそのままにしておくと、部屋全体が汚れてしまう・・・だろう。

・・・・私の仕事部屋のように・・・・

 

沖幸子氏によると「徹底的にやろうとしないこと」も大切だそう。

そうかも、普通の人は続かない。

 

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年を重ねたら、ユーモアのセンスも持ちたい。

ある70代の男性が、

 

最近、運転免許を返上し、載っていたBMW(ドイツ車)を手放し、新しいBMWに乗っています」とおっしゃって、

Bはバス、Mはメトロの地下鉄、Wはウォーキングです」とのこと!

 

このエピソードは良いな、と思った。

(東京で暮らす私は、専ら「BMW」(バス・地下鉄・徒歩の方)である)

 

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私は日ごろの食材を生協の個別配達でお願いしている。

パラパラとパンフレットを見ていると、全国各地の名菓が掲載され、

「恵那清月堂の栗きんとん」があったので注文した。

 

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こんなパッケージ。

 

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お茶碗は、伊藤千穂氏の「鳴海織部沓茶碗」。

 

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割りと強めの黄土色、さっくりタイプ。

菓子切りを入れると、ほろっと崩れるタイプ。

 

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栗そのものの味、何となく懐かしいような味だった。

この秋、色々な栗きんとんを食べたい!


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