読了!
久々の三浦しをん作品。
「餅湯温泉」という海と山に囲まれた観光地に済む男子高校生の物語である。
エレジーは流れない (著)三浦しをん
主人公・穂積怜は、特に何に燃えるということはないが勉強が嫌いでない、所謂優等生の高校2年生、土産物屋さんの息子。
怜の友だちの美術部長で喫茶店の息子のマルちゃん、サッカー部で小学生のときに土器作りをしていた手先の器用な心平、干物店の息子で野球部員の竜人、老舗旅館の跡取り息子・藤島の仲良しグループとの高校生活を描く作品。
ほっこりと楽しく、小さな事件、大きな事件がありつつ、少しずつ成長していく高校生、良いねえ、と思いつつ読み進めていった。
物語は3年生の夏休みに入ったところで終わった。
主人公たちのその後の様子も知りたい。
物語で、餅湯温泉のイメージキャラクター「もち湯ちゃん」が要所要所に登場する。。
いったいどんなキャラクターなのかと思っていたら、なんと発行元の「双葉社」に特設ページがあって、表紙の装画を担当する嶽まいこ氏による「もち湯ちゃんストラップ」のイラストが!!
うむ・・。なかなか個性的で良いじゃないか。
売っていたら思わず購入してしまうかもしれない。
*******************
9月になり、急に秋めいてきた。
秋、と言えば栗、栗といえば「栗きんとん」である。
「松月堂」という中津川のお店の「出店」が出ていて、吸い込まれるように近寄り、栗きんとんを購入。
こんな感じ。大きめ?今年初めての栗きんとんであった。う~ん。美味しい!
栗のお菓子、いっぱい食べたい!
抹茶にしようか、煎茶にしようか迷って、煎茶に。
この急須は、常滑焼、透明釉がかけられている。
お店の方によると、作者の千葉光広氏は会社を早期退職して陶芸を始められたそう。
ほう・・・。
入れる時のお茶のキレがとても良くて気持ちが良い。
形も丸くて可愛い。
お茶碗は、多分30年くらい前に香港の大陸系のデパートで買った物・・・だと思う。