読了。
前々から気になっていた台湾のデジタル担当の行政院政務委員であるオードリー・タン氏。
35歳で入閣、学歴としては中卒、IQ180などと話題も多い。
Au オードリー・タン 天才IT相7つの顔 (著)アイリス・チュウ、鄭仲嵐
本書は、オードリー・タン氏の生い立ちから現在までと、
「Q&A 唐鳳召喚 オードリーに聞いてみよう!」、
タン氏が選んだ「人生で最も影響を受けた20冊の本」
「台湾 新型コロナウィルスとの戦い」として台湾のウィルス対策の紹介で構成されている。(太字は本書からの引用)
私がメモしたいと思ったのは「Q&A 唐鳳召喚 オードリーに聞いてみよう!」での、
(前略)世間の人は「天才にできないことはない」と考えます。あなたには困難と思えることがありますか。
という問へのタン氏の答えである。
問題に「打ち負かされる」ことと、「打ち負かされない」ことの違いは、急いで解決しなければならないという時間的プレッシャーの中でのみ生じます。
困難にぶつかった時は、その問題と付き合っていく必要があります。長期間付き合うことができれば、問題に打ち負かされることはありません。なぜなら、問題と共生する方法を探し出すことができるからです。
うむ。
「長期間付き合うことができれば、」「問題と共生する方法を探し出すことができる」
「問題と共生する」ということを私は考えたことがなかった。
これは、目からウロコであった。
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本日は、重陽である。
重陽といえば菊。
これは9月8日、9日にのみ販売される「栗子もち」
パッケージに菊の花がデザインされている。
たねやさんの公式サイトによると「菊の被綿にちなんだ姿に無病息災への願いを籠めた一品」とのこと。
栗あんでお餅が包まれ、栗の甘露煮を砕いたもので飾り付けされている。
これが菊花のイメージだろう。
お煎茶で。