読了。
本書は、京都国立博物館PR大使・トラりんといっしょに日本の美術を学ぶというコンセプトで作られている。
とらりんと学ぶ日本の美術① 王朝の雅
第1巻は、「都の絵画」、「貴族の装い」、「書の雅」で構成されている。
トラりんが京都国立博物館(京博)の研究員の方々から絵画からその時代の情報が読み取れることや、着物の形や文様の意味を教わる。
「書の雅」では、「何も読めない」というトラりんに、研究員の羽田氏は、
(前略)読める読めないだけで考えていたら、書を楽しむことはできないんじゃないかな?まずはこれを「絵」だと思って見てごらんよ
とアドバイス。おお・・・・。
私の鑑賞方法で「合って」いたんだ・・・とほっとした。
「書」については、全く読めないことが多い。
五島美術館の美の友会月例美術講座で、「江戸の書物でくずし字を読む」、「『今城切』の鑑賞と読み」、「『金沢本万葉集』の鑑賞と読み」で読み方を学んだが・・・こんな回数では読めないだろう・・・。
ということで、熱心に読んでいらっしゃる方々を羨望の眼差しで見つつ、書は読むことを放棄し、字の形の美しさや、料紙そのものの美しさや字とのバランスの美しさなどを鑑賞していたのであった。今後もこのスタイルで行こう。
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昨日、デパ地下の「たねや」さんで、パッケージの美しさでこちらを求めた。
説明書きによると、
平安時代に天皇に白亀が献上され、それを吉兆として、元号を「嘉祥」と改めたのが6月16日で、疫病を祓うため、お菓子や餅を神前に供えたたことから、厄除招福を願って、この日にお菓子を食べ祝うようになったとのこと。
こちらの「吉兆嘉祥」は、6月15日と16日だけの限定の商品のようだ!おお・・。
こしあんを団子生地で包み、道明寺粉を亀甲に見立ててあしらってあるとのこと。
現在では、本日6月16日は「和菓子の日」として、和菓子屋さん各店が様々な限定商品を出している様子。うーん。来年は「狙って」みたい。
そして、昨日は消費期限が当日のみだったこちらを・・・。
やっぱりパッケージの美しさに惹かれて。
「わらび餅」である。
お皿が大きかった。菓子皿も欲しいなあ・・・。
現在、江波冨士子氏のお茶碗「紫陽花」を絶賛使用中である。