先日読了。
いやあ、新井素子作品は、恐らく20年以上ぶりだと思う。
- 銀婚式物語/中央公論新社
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ドラマ化もされた「結婚物語」「新婚物語」の続編になる。
新井素子氏といえば、SF、であるが、このシリーズはご自身をモデルにした小説である。
そうそう、著者は、高校生のときにSF作家デビューされ、当時中学生だった私は「高校生って小説家にもなれるのか」と高校への憧れを強くした覚えがある。
いや、高校生なら誰でも小説家になれるわけではないが・・・。中学生としての高校生への憧れだな。
本書を読んで、いやー。相変わらずの文体!
独特の口語調、
独特の読点の使い方。健在!
例えば、本書59ページから引用すると「それだけの話、なの、かも、知れない。」
こんな読点を使う作家が他にいるだろうか。
これが著者の「味」なんだろうなあ。
この読点の使い方で、何となく雰囲気が伝わるのである。
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