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銀婚式物語

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先日読了。

いやあ、新井素子作品は、恐らく20年以上ぶりだと思う。


銀婚式物語/中央公論新社
¥1,890
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ドラマ化もされた「結婚物語」「新婚物語」の続編になる。

新井素子氏といえば、SF、であるが、このシリーズはご自身をモデルにした小説である。

そうそう、著者は、高校生のときにSF作家デビューされ、当時中学生だった私は「高校生って小説家にもなれるのか」と高校への憧れを強くした覚えがある。

いや、高校生なら誰でも小説家になれるわけではないが・・・。中学生としての高校生への憧れだな。


本書を読んで、いやー。相変わらずの文体!

独特の口語調、

独特の読点の使い方。健在!


例えば、本書59ページから引用すると「それだけの話、なの、かも、知れない。」

こんな読点を使う作家が他にいるだろうか。

これが著者の「味」なんだろうなあ。

この読点の使い方で、何となく雰囲気が伝わるのである。





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自宅にいるときは、携帯電話は携帯しません。




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