「SEITEIリターンズ!~渡邊省亭展~ その1」の続きである。
本展覧会は、絵画だけではなく、省亭下絵の濤川惣助による七宝作品も展示されていた。
素敵なお茶室。こんな展示の方法も素敵。
そして・・・小ぶりの洋室での展示も。
写真には写っていないが、お軸の前に机とソファが置いてある。
こんなお部屋で仕事をしたら・・・仕事しないでぼーっと雰囲気を楽しんでしまうかも・・。
ここまでが2階の展示で、次からは1階のフロアに展示されていた作品。
「十二ヶ月」(大正初期)という、1月から12月までを描いた12幅の作品である。
全て揃っているのは圧巻。
気になったのは、この4月「春野」。
他の作品と少し雰囲気が違って、何だか優しく、素朴な感じ。本物は写真より鮮やかな色である。
入店してすぐに展示してあった「盛夏」(大正)。
絵が素晴らしいのは言うまでもないが、表装が素敵。大変マッチしていると思う。
本展覧会では、「ミニ図録」が販売されていたので、購入。
右がチラシで、左が「ミニ図録」。確かにミニだった。
ミニだがとてもオシャレで綺麗な図録。
しかし、大きいサイズのも欲しかった。
この展覧会は明日まで。ああ、もう少し早く気付いていたら、予定を上手く組んで複数回訪れたかった。