先日読了。
話題作だけあって、図書館で予約してから、忘れるくらい長い間待って、ようやく手にできた。
i (著)西加奈子
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主人公は、ワイルド曽田アイ、という名前の女の子である。
父親はアメリカ人、母親は日本人、アイはシリア人である。
「ハイハイを始める前に両親のもとにやって来た」養子である。
裕福な養親のもとアメリカで育ち、中学入学時に日本にやってきて、私立中学から進学校に外部進学し、国立大学の数学専攻に進む。
大変裕福で、大変善良で寛容な養親に恵まれ、良い環境で育った主人公だが、自分自身に対する葛藤、存在についての罪悪感など、「そんなに難しく考えて生きなくても・・・」と思うほど、悩む様子が描かれている。それが、前半。
そして、後半は、様々な大きな変化があり、驚きの結末に。
世の中には、様々な人がいる。
本作品に描かれていた沢山の事柄に、色々考えさせられた。
本書に紹介されていた、
『テヘランでロリータを読む』(アーザル・ナフィーシー・著/市川恵里・訳)
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これも読んでみたい。
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昨日、仕事で大変お世話になっている方々と会食。
なんと、オシャレなフレンチ!
オードブル、色々盛り合わせ
本日のスープは、ヨーグルトと桃のスープだったような。
お魚料理
お肉料理
そして、盛り合わせデザート
これにコーヒー。
満足。満足。
今週は、2回も会食があり、めったにそういう機会のない私にとって、「盆と正月が一緒に来たよう」な感じであった。