ちょっと前に読了。
第158回の芥川賞受賞作品である。
百年泥 (著)石井遊佳
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主人公は、多重債務返済のため、元夫に借金を申し込み、その引き換えにインドのIT企業で日本語を教えことになった女性。
主人公の暮らすチェンナイ市を流れるアダイヤール川が、100年に1度という大洪水に見舞われ、川の泥が橋に積もり、その泥の中から色々な物や人が出て来る。
え?人?そう、人も出てくるのだ。
最初、実在する都市が舞台だったので、現実っぽい話かと思ったら、「泥から物や人が出てくる」し、会社の幹部社員は、翼を着けて「飛翔通勤」をするしで、少しずれている世界が描かれている。
ユーモアたっぷりの文体で、著者の他の作品も読みたい。
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本日、こんなところに行った。
赤坂である。
一軒家の中国北京料理店。おお・・・。
中国北京市で知り合った20年以上も付き合いがある仲間と数年ぶりに会食。
沖縄豚の東坡肉、だったような気がする。土鍋にドドンと。
それに、北京の小菜、漬け物、卵のスープ、ご飯、杏仁豆腐。
「北京の小菜」、「漬け物」が本当に北京を連想される色と味で感動した。
大変人気のあるお店のようで、どんどん人が入ってきて満席状態に。
それで、河岸を変えることに。
赤坂といえば・・・・
レアチーズケーキで有名なお店にやってきたが、誰もレアチーズケーキはチョイスしなかった。
私はモンブラン。美味しかった-。
そして、レアチーズケーキはお土産に買って帰ったのであった。
夕飯の後、いただきましょう。