ちょっと前に読了。
現在、「本の雑誌3月号」で紹介されていた「絲山秋子ならこの十冊だ!」の十冊を制覇しようと思っている。
「妻の超然」と読み終えたところで、残り半分となった。
そこで、次は何を読もう・・・と図書館の本棚を見つけて手に取ったのが本書である。
スモールトーク (著)絲山秋子
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実は、本書は「絲山秋子ならこの十冊だ!」にはリストアップされていない。
図書館での私の脳内は、「確かカタカナ」、「確か(何とか)トーク」、「(何とか)・(かんとか)」と霧のかかったような状態だった。
それで、「スモール・トーク」というタイトルを見たとき、「これか?」と思った。
実際は、デビュー作であり、文學界新人賞受賞作「イッツ・オンリー・トーク」と「ダーティ・ワーク」の2冊だった。
・・・・。うろ覚えのまま図書館に行くとこうなる。しっかり、メモして行くべきだった。
さて、本書は、何と珍しい横書きだった。
6編の短編で構成されているが、登場人物は同じで、連作になっている。
どの物語も、とても珍しい車が登場し、その車に絡めての物語が展開する。
作者も車と運転が大好きのようだが、本書の女性主人公である画家のゆうこも車と運転が大好きらしい。
これは私からすると信じられないことである。私は運転免許を持っているが運転が嫌いで怖いのである。
数年前から運転していない。
数年前まで通っていた美容院が車で行った方が便利なところにあり、通っていた頃は、車に乗ってそこの近くのショッピングセンターの駐車場に駐車し、美容院が終わるとショッピングセンターで買い物をして帰るのが楽しみだった。車だと嵩張るものも帰るので便利だった。
が、別の美容院に行くようになると・・・車を運転する必要がなくなり、すっかり運転しなくなった。
もしかすると、このまま運転しなくなるかもしれない。
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先だって、ディズニーランドに行ってきた。
イースターのイベント中で、園内には「うさたま」がいっぱい。
卵に兎の耳や手足の付いた「うさたま」がたくさん装飾されており、何とも楽しい。
そして、食べものも・・・。
「ブレッドコーン」といって、パンの器(ソフトクリームのコーンのようなイメージ)の中に具だくさんのシチューが入っている食べものである。
これは、イースターイベントにちなんだもの。
中にウズラの卵が入っており、「うさ耳」も。乾燥野菜がパリパリしてねっとりとしたシチューとの食感の違いが美味しかった。
次は、ディズニーランドホテルのラウンジでイースターのアフタヌーン・ティーを楽しんだ。
これと、ポットでの紅茶、そして、このプレートが付く。
一人で1セットを食べると、かなりの量なので、同行者と半分こした。これも「うさたま」のイメージ。
園内で沢山の「うさたま」をみたせいで、ついにこんなものを購入してしまった。
本来はヘアゴムだが、まさかこの年でこれを頭に付ける勇気はない。私はバッグに付けて園内を闊歩していた。
よく考えたら、普通の街中だったら、こんな可愛いマスコットを付けて、半世紀以上生きているおばさんは歩けないよなあ・・・。
しかし、ディズニーランド内だと歩けてしまう、さすが「夢と魔法の王国」である。