先だって五島美術館を訪れた折、
国宝「紫式部日記絵巻」特別展示10月8日から16日まで
という情報を得た。（ウェブサイトにも出ている）
1週間ほどの展示なので、忘れないように手帳にメモをしておいた。
本日、電車の中で手帳を見ていて、「おおおっっ、行かなくては！」と閉館1時間前を過ぎていたが、そこは「美の友の会」会員、1年間何回でも入館できるので気軽に行けるのであった。そのまま電車に乗って五島美術館へ。
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「紫式部日記絵巻」は、鎌倉時代前期に作成されたものらしい。
もとは10巻程度の巻物だったが、現在では4巻分が伝わっているようだ。
非常に貴重なもの。
今日鑑賞したのは、「五島本第一段」から「第三段」の3点。
実際に紫式部が日記を書いてから250年ほど経ってから作成された絵巻。描かれている情景は正確なものなのだろうと、暫し平安時代に思いを馳せる。
絵の部分も素敵だったが、文字部分も素晴らしい。
読めない（とほほ）が、とにかく形が美しいので、見とれていた。
私は高校時代に勉強をサボっており、特に「古典」（古文と漢文）に関しては非常に苦手であった。ああ、もっと勉強していたら・・・。
「美の友月例美術講座」の「書跡鑑賞シリーズ」も6月に1度行ったきりだし・・・・と大いに反省したのであった。
