今日は雨だったため、東京国立博物館に行ってきた。
お目当ては2つ。
まずは、「特集・上海博物館との共演」
同じジャンルの物を、上海博物館(シャンポー)の所蔵品と、東京国立博物館(トーハク)の所蔵品を並べて展示してある。
トーハクの所蔵品のほとんどが撮影可なのだが、シャンポーの所蔵品は不可だったので写真ナシである。
これは、青花鯰文瓶 19世紀朝鮮時代のもの。トーハク所蔵。
ナマズの表情がたまらない。ユニークな意匠である。
「猿図」 伝毛松筆 南宋時代(13世紀)
背景もなく、色彩も多く使われていないが、とても惹きつけられた。モデルの猿の表情が何とも言えない。
展示されていた「東洋館」の装飾。おお、上海っぽい感じ。
次に、本館の「浮世絵と衣装-江戸」の展示室へ。
NHK「日曜美術館」を見て、歌川国芳が見たくなったのだ。神宮前にある太田記念美術館で「国芳ヒーローズ~水滸伝豪傑勢揃」展が催されているらしい。
「東都名所 浅草今戸」 歌川国芳
この真ん中の黒いモコモコっとしたものは、焼き物を作っている窯らしい。
「人かたまつて人になる 」 歌川国芳
「日曜美術館」では、「みかけハこハゐが とんだいゝ人だ」という作品が紹介されていた。
このように人が組み体操のように絡み合ってデザインされた「だまし絵」。
面白い。
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トーハクで買い物をした。
マスキングテープ。般若心経を分かりやすく絵で表現したものを「絵心経」といい、その絵をあしらったマスキングテープ!
可愛さとありがたさが両方とも楽しめる、素晴らしいマスキングテープである。
※ 「らほつニットキャップ」(気になる方は検索してください)は、好評のため売り切れとのことであった。実物を見たかった。