少し前に読了。
直木賞受賞作である。
もう、これは文句なしにオススメである。
その時代の、台湾ならこんな感じかも・・・と引き込まれるように読める。
流 (著)東山彰良
- ¥1,728
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中国語は、罵り言葉のバリエーションが豊富であると聞くが、本書にも沢山の中国語の罵り言葉が書かれていた。ふむふむ・・・。
内容について、色々書きたいが、「ネタバレ」になるので、書かない。
ひとつ、書き留めておきたい言葉があった。
主人公が公園で知り合ったお年寄りが主人公に言った言葉。
「苛立ちや焦燥感は、希望の裏の顔ですから」
なるほど。
物語に登場するお年寄り達は、歴史的にも厳しい体験をしているので、なかなか深い。
そして、本書はエンターテイメント性が高いだけでなく、台湾の歴史にも触れており、しかも分かりやすい。そういった意味でもオススメである。
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私の服選びの基準は、軽いことである。
肩こりなので。