先日読了。
「おれのおばさん 」シリーズの佐川光晴氏は、「主夫」である。
奥様は、小学校教員で多忙、作家の佐川氏が主に(というか、ほとんど)の家事を担っている。
主夫になろうよ! (著)佐川光晴
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本書は、まず、主夫である著者の1日が写真入りで紹介。
私も在宅メインの仕事なので、このタイムスケジュールは大変参考になった。
朝、
朝ご飯の家族の見送り、洗濯、掃除機、アイロンまでこなしてから、
9:30から執筆開始。
11:30から買い物など。
13:00から再び執筆。
15:30から家事再開。晩ご飯の下ごしらえ、洗濯物取り入れ、掃除など。
17:30から調理、晩ご飯、恐らく団らん。
21:00から執筆再開。
なるほど。
やっぱり、朝の仕事は遅くても9時台スタートにしたい。
著者のお宅は、4人家族で、お子さんは育ち盛りの男の子2人なので、調理する量が多く、大変だろう、そして、洗濯の量も多いので時間がかかるだろう。
私はこんなに家事をしていないので、朝の8時からならスタート出来そうだ。
そして、上手くスケジュールが組めたら午後の早い時間で仕事が終えられないか?!
このスケジュールだが・・・
最近、神社参りが功を奏して(多分)、仕事の依頼が多い。
キツいスケジュールで受注していないつもりが、いつも夜の遅い時間まで仕事をする羽目になってしまう。
どうしてか?
よく考えたら、私の見積もったスケジュールに、「だらだらする」がヌケていたのだ。
はあ。
これからは、「だらだらする」も見積もりに入れようと思う。
実は今も、仕事にかからなくてはならないのだが、こうやってブログを書いてしまっている。
いかん、いかん。(だらだらしている)
こうやって日中に遊んでいるので、夜、ゆっくりできない羽目になるのだ。
そうそう、本書の紹介。
次に、著者が主夫になるまでの道のりの紹介、主夫の悩み相談をQ&Aで紹介。モチロン、Aが著者である。
この内容が、大変興味深い。(太字部分は、本書からの引用)
例えば、兼業主夫の1日は24時間では足りないという相談に対して、
「ぼくが洗濯した服を着て、ぼくが作ったご飯を食べて育った子どもたちが、学校で活躍している時間はぼくの時間でもあるんです」
なるほどー。こうやって考えるんだー。
もしかして、世の中の家事専業の方々は、こうやって考えて生活していらっしゃるのかな。
こうやって考えられるのだったら、家事は楽しいだろうな。
家事の辛さを訴える相談に対しては、
「家事はどうしたって家族のために必要な労働です。それを任されることはとても喜ばしい。買い物も無駄がなく「できる」、料理も美味しく「作れる」、洗濯物も手ぎわよくきれいに「干せる」。家事ができるというのは、ひとつの優れた能力です」
うぬぬ。
「それを任されていることはとても喜ばしい」に感動。
なるほどねー。
ブログネタ:朝昼夜、どれが好き? 参加中
私は夜 派!
本文はここから
私は毎日、朝5時過ぎに起床しているが、実は本当は、夜が好きなのだ。
遅くまでだらだらと起きているのが好きなのだ。
そして、夜の方が仕事の効率も良いような気がするが実際のところはどうだろう。