本日、箱根のポーラ美術館に「セザンヌ 近代絵画の父になるまで」を見に行った。
ポーラ美術館。とても素敵な建物である。
ずっと訪れたいと思っており、今日実現。
会場入り口。
箱根町大涌谷周辺の噴火警戒の影響で、セザンヌ展の展示物に変更があったらしい。
しかし、ポーラ美術館所蔵作品のなんと豊富なこと。
非常に満足できる内容だった。
会場入り口に飾られていた「砂糖壷、梨とテーブルクロス」。
実物は、何とも垢抜けているというか、モダンな印象を受ける作品だった。
世界に4点しかないという「アルルカン」のうちの1枚。
これも会場入り口に飾られている。
大変貴重な作品。
有名な「プロヴァンスの風景」も大変キレイな作品だった。
セザンヌと同時代の画家、セザンヌから影響を受けた画家の作品も豊富に展示されており、これも大変満足。
☆特に心に残った作品のメモ☆
ピサロ「エラニーの村の入り口」
モネ「ヴァランジュヴィルの風景」、「睡蓮の池」、「花咲く堤、アルジャントゥイユ」、「ルーアン大聖堂」、「サン=ラザール駅の線路」、「セーヌ河の支流からみたアルジャントゥイユ」(ポーラ美術館所蔵のモネ作品は多い!)
ゴッホ「草むら」(本当に草むらのみを描いた作品だが惹かれた)
ゴーガン「白いテーブルクロス」(えええっっ、ゴーガンのこんな作品あったの?!という感じの静物画)
ブーダン「ダウラスの海岸と船」
オディロン・ルドン「日本風の花瓶」(私はルドンの橙色を使った花の絵が好きなのである)
ポーラ美術館には素敵なレストランも併設されており、
「企画展コースメニュー プロヴァンスからの贈りもの」を楽しんだ。
セザンヌゆかりのプロヴァンス地方の料理に、作品のイメージを加えたコースメニューということだった。
こちらも満足。大変美味しかった。
ブログネタ:ちょっと涼しくなったけどさみしい? 参加中
私はさみしくない 派!
箱根は涼しかった!
日陰を歩けば、本当に爽やか。
道路に表示されていた温度は27度だった。
早く涼しくなって欲しい。