料理研究家・行正り香氏のライフスタイルブック。
衣食住に加えて、体ケア、仕事、子育て、人づきあい、旅、趣味、時間についても語られて、一つ一つが短い文章なので、非常に読みやすく、参考になる。
行正り香の暮らしメモ100
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☆ メモ ☆ 太字は本書からの引用。
実は仕事というのは、お金を稼ぐ手段だけではありません。脳と体を動かし、学びを与え、あるいはつらいことが起こったときに、「やらなければいけないことがある」という救いとなります。仕事をしている間、考える時間を奪ってくれるからです。
私は仕事が嫌いである。しかし、この部分を読んで、そうだなあ。もう少し頑張ろうと思った。
どうしたら仕事を続けられますか?と聞かれることがあります。そんな時私は「続けようと努力しないで、“やめない”ということだけ、決めたらいいです」と答えます。
仕事が嫌いな割には「仕事が来なくなったらどうしよう」とも思う。なるほど、自分が「やめない」と決めたら良いのね、と思うと気が楽になった。
大人同士もそうですが、子どもと大人でも、お互いに「あきらめること」はよいことです。この人はやってほしいことができないと明らかになれば、「私はこうしよう」と他の策を考えます。
なるほどね-。
働いていても、誰かとつきあっていても、家族がいても、子育てをしていても、悩みというものは生まれるもの。つい一人で考えるのが耐えられなくて、誰かに相談したくなったり、ひたすら一緒にいることを求めたりしてしまいます。でも、人に解決してもらえることなんて、本当の問題解決でないことがほとんどです。やっぱり最後は、自分で考えて、自分で結論を出さなくてはなりません。
これは、072「孤独も友人」の個所に書いてあった。この072には沢山良いことが書いてあり、最後は「本当の答えを見つけたい時は、一人で考え、一人で歩き、一人で悩んでみよう」で締めくくられている。大人だもんね。自分で自分を何とかしないとね。それに、やっぱり自分のことは自分で決めないとね。
これだけしてあげたのだから、これくらいしてほしい。そう期待するのが人間です。でも「人に期待するエネルギーは、すべてムダ」と、私は母・よし子に教わりました。
いやあ、これも肝に銘じたい。
私なんて、自分に期待するエネルギーもムダかも・・・。
ブログネタ:この春、卒業したいもの 参加中
本文はここから
散らかっている仕事部屋・・・。
ああ、毎回こんなこと書いているような。
だいぶ書類の整理は進んで、模様替えもしたが、もう一歩進んだ片付けが必要かも。
例えば、文具を全部出して・・・といったような「片付け祭」のような。