読了~。
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主人公は「小鳥の小父さん」と呼ばれる男性。
小鳥の小父さんには、大学教授の父と専業主婦の母、そして、小鳥の小父さんだけが理解できる言葉を話すお兄さんの4人家族であった。
母、父が亡くなり、お兄さんと二人で静かに暮らしていたが、お兄さんも亡くなり、小鳥の小父さんだけになる。
小鳥の小父さんは、毎日、同じ事の繰り返しのような生活を静かに送っていきたいと思っているようだが、それでも、様々な(小さな)事件が起こる。
周囲には、小鳥の小父さんを温かく見守り、そっと応援してくれる人、好意を寄せてくれる人もいるが、やっぱり、悪い人もいる。
読後の感想としては、
まあ、生きていれば色々あるなあ。
どんなにひっそりと暮らしていても、色々、あるものだ。
色んな幸せがあり、価値観がある・・・。
と、しみじみ、自分についても思いをめぐらせたのであった。
ブログネタ:受験の思い出
参加中
私は高校と大学の2回受験している。
まず、高校受験では、
併願校として受験した女子校の英語の試験。
長文にヘレンケラーについての文章が出題された。
その内容が、マンガ「ガラスの仮面」に描かれた劇中劇そのものだったのだ!(「ウォーター!」っていうところ)
読みながら、「北島マヤ」の姿を思い出す余裕もあった。
本命の県立高校の試験については、全く覚えていないなあ。
大学受験では、
当時、「共通一次試験」。地元の国立大学が会場だった。
1限目の国語の問題が配られ、試験開始前に、
テレビカメラが入ってきて、
私の試験問題を映していた。
何だか、「流行り」のことをやっているような気がして、嬉しかったことを思い出す。