昨日、読了。
昨日は、少し涼しかったので、朝からフル回転・洗濯2回。
風呂と脱衣所の換気フィルターの掃除、・交換。
AUROフロアー用ワックスを使ってモップがけ。
フローリング床もさっぱりした。
そして、昼食後に一休み、と本書を手に取ったが、
引き込まれるようにして読んでしまった。
それで、結局、仕事は夜にする羽目に・・・・。
涼しくて、エアコンなしで作業できたのは良かったが。
「夜は仕事をしない」と決めても、なんやかんや日中にやってしまって、いつも夜になってしまう。
夜は休息や楽しみの時間にしたいなあ。
白い紙/サラム (著)シリン・ネザマフィ
- ¥1,337
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本書は、英語文芸翻訳の鴻巣友季子氏のエッセイに紹介されていて、読みたくなった。
外国人の著者が母国語ではなく、なぜ日本語で書いたかについて述べられていたと思う。
それは、「睡蓮の教室 」(鴻巣友季子氏の翻訳による、中国人作家ルル・チャンがオランダ語で書いた作品)も同じで、著者が中国語で書かずオランダ語で書いている。
ユン・チアンの「ワイルド・スワン」も同じである。中国語ではなく英語で書かれている(中国では出版されてないと思う)。
さて、本書は2つの短編からなっている。
「白い紙」は、イラン・イラク戦争での少女と少年の物語。なんともやりきれない結末。
「サラム」は、日本が舞台になっているが、アフガニスタン出身の少女の難民申請を通して、過酷な事実が明らかになっていく。こちらも本当に何とも言えない結末。
イスラム国家については、ニュースなどで報道されている以外のことを私は知らなかったし、知ろうともあまり思っていなかったように思う。
このように、日本語の文章として作者の思いを直接読むことができたのは良かった。
オススメである。
2~3時間もあれば読めるので、図書館に行って借りてください。
ブログネタ:『アナと雪の女王』DVD買った?
参加中
私は買ってない 派!
DVDは買っていないが、日本語版の楽曲はダウンロードした。
時々(こっそり)歌っている。
もちろん、映画には行っている。