読了。
昨年9月にテレビ番組「新美の巨人たち」で、絵本作家・ヨシタケシンスケ氏を紹介する放送を見て、興味を持っていた。
番組で紹介されていた『メメンとモリ』は大人気で、区立図書館予約数はかなりの数であったため、ヨシタケシンスケ氏の著作を借りるのは暫し待とうと…そのままになっていた。
ところが、先日、本書『あるかしら書店』が図書館のおすすめコーナーに展示してあったのだ!
あるかしら書店 (著)ヨシタケシンスケ
ある町のはずれにある「あるかしら書店」は、「本にまつわる本」の専門店である。
店のおじさんに「〇〇についての本はありますか」と聞くと奥から数冊出してきてくれて、説明し、薦めてくれる。
「ちょっとめずらしい本」の希望に、店のおじさんが出してきたのが『世界のしかけ絵本』という本。
本書には、この『世界のしかけ絵本』に紹介されている絵本が描かれている。
定番の「とび出す絵本」から、食べ物を食べている「食べ出す絵本」・・・・、私が気に入ったのは「ほめ出す絵本」。
この「ほめ出す絵本」は「すごくかわいいネ!」とか「今まで一番よ!」とか褒めてくれるようだ。良いなあ、こんな絵本、1冊欲しい。
「本にまつわる道具」も扱っていて、店のおじさんが出してきた商品のうちの一つ、『読書サポートロボ』の「ヨムロボくん」が欲しいと思った。
この「ヨムロボくん」の機能が凄い!読み飽きた時に励ましてくれたり、居眠りしたら起こしてくれたり…しおり機能も付いている!
好いではないか!!本当に誰か作って欲しい!
とても素敵な絵本だった。これはおススメである。
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以前から、デパ地下の「銘菓百選」コーナーなどで見かけて気になっていた包装紙。
なんとお土産で頂いてしまった!
「小桜」の「かりんとう」である。おお…。
この缶は可愛い。
「きなこ(黒糖入り黄な粉)」「かえで(メープル)」「さくら(塩入り梅)」「ゆめじ(細口)」
これは美味しい!
塩漬けの桜の花入りの生地に、桜葉の粉を塗したという「さくら」が特に好きだなーと思った。桜の香りもする。
「ゆめじ(細口)」
私の大好きな新潟「田辺菓子舗」の「かりん糖」は太くて10㎝ほどの長さがあり、対極的。その太くて長いボリューミーな「かりん糖」をむしゃむしゃ味わうのも良いが、細口の「ゆめじ」をぽりっ、ぽりっと味わうのも良い!