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藤田美術館

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中之島美術館の次は、藤田美術館へ。

 

 

まずは、一息つこうと、併設の「あみじま茶屋」。美術館の玄関ロビーにあった。

 

 

訪れた3月20日から「桜あん」のお団子が登場したらしい。

 

 

私はお煎茶を選んだが、同行者はお抹茶を選択。

目の前で点ててもらえる。

 

そして、美術館の入り口。おお、これが有名な!

 

 

説明を受け、館内へ。写真撮影は自由とのこと。

 

「暮春花色紙」 伝 藤原公任 平安時代 12世紀

 

 

藤原公任というと、NHK大河ドラマ「光る君へ」に登場しているので、なんとなくなじみ深いというか…。ドラマでの人物を思い描いてしまう。

 

 

こちらは何と言っても料紙の美しさ。

解説パネルによると「唐紙」といい、「紙全体に胡粉を下地として薄く塗り、粉末状にした雲母を膠に溶いて模様を表す」とのことだ。

 

国宝「深窓秘抄」 平安時代 11世紀

 

 

「深窓秘抄」は藤原公任が優れた和歌を集めて編んだ和歌集とのこと。宗尊親王の筆と伝えられているとのこと。

 

料紙に青、紫の染模様があり、「飛雲」というらしい。

 

 

とても美しい筆遣い。ほとんど読めないが文字の美しさで見入ってしまった。

 

「竹林七賢」 雪村周継 室町時代 16世紀

 

 

「竹林七賢」は中国の晋時代(265~420)に俗世をさけ、竹林に隠棲し、囲碁、琴、清談、そして酒を嗜んでいた7人の隠者を指すと解説パネルにあった。

 

 

ガハハッという楽しさは無いが静かな楽しさというか穏やかさというか、良いなと思う。

 

「竹図屏風」 伝 狩野永徳 桃山~江戸時代 16~17世紀

 

 

「藤田家雛人形」

 

 

7段飾りの雛人形。美術館初代館長の藤田富子氏(1882~1976)の持ち物だそう。

 

 

大変立派なものだが、一つ一つは小さく可愛らしい。

 

 

しかし、拡大して見てみると精巧に作られていることが分かる。

 

 

このお道具には、源氏物語の各場面が蒔絵で描かれているらしい。

う…もっと近づけば…いや、近づいて虫メガネで見ないと分からないかも。

 

美術館に到着したときは大変強い風、雨だったが、館内を鑑賞し終えると雨が上がっているので、お庭を散策。

 

 

多宝塔

 

 

「藤田邸跡公園(桜之宮公園)」につながっているのだ。

 

 

 

こちらが「藤田邸跡公園」の表門

 

 

JR大阪城北詰駅が敷地内(?)にあり、大変便利。

 

新大阪駅で「とん蝶」を手に入れ(売り切れのお店もあり、探すのにちょっと苦労した)、新幹線内で味わった。

 

 

喜八洲総本舗「みたらし団子」も思わず…。

お団子をよく食べているような気がする。

 

 

お団子の形が円柱形でユニーク。

お店のwebサイトによると、炙った時に焦げ目がつきやすく、タレの絡みもよくなるそうだ。確かに…。

 

冷めた状態でも美味しいので、炙った直後のものはどんなに美味しいだろう。

 

※お店のwebサイトによると、冷めた場合は電子レンジで温めると良いらしい。

新幹線の中で頂きました…。


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