サントリー美術館に行ってきた。
「激動の時代 幕末明治の絵師たち」展である。
またしてもスライドレクチャーは落選してしまった。
いつもはゆったりと鑑賞できる「メンバーズ内覧会」だが、(落選した)スライドレクチャーが終わったところだったようで、メンバーが大勢鑑賞していらした。
もう少し時間を考えて訪れるべきだった。
写真撮影コーナー。
タイトルに「激動の時代」とあるように激しい感じの作品も多かったが、
「虫合戦図」春木南溟(一幅 嘉永4年(1851)頃 神戸市立博物館蔵)のように西洋画法を取り入れた「洋風画」は(この作品は合戦を描いてはいるものの)何となくほのぼのとした雰囲気。
「光線画」の小林清親が取り上げられており、これは嬉しかった。
私の好きな、サントリー美術館所蔵の「隅田川絵」(大判錦絵 明治14年・1881) も展示されていた。
又、「御東景おも志路双六」(明治28年・1865 サントリー美術館蔵)は、その名のごとく「おも志路(おもしろ)」く、こんなユーモアのあるものを小林清親が書いていたのかと興味深かった。
本展覧会は、前期と後期で展示が大きく変わるようだ。
後期の11月8日以降にもう一度訪れたいと思う。
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「デパ地下」を覗いては、栗のお菓子を買い込んでいる。
「二條若狭屋」の「ふく栗」と「やき栗」。
2つ一度に食べるとは、なんと贅沢なこと。
「やき栗」は栗を栗あんで包んで焼いたもので焼き色が付いている。栗そのもののを味わう感じ。
「ふく栗」は栗をこしあん、くりあんで包んで表面は羊羹。贅沢な感じだ。
2種類のお菓子を頂くときは、吉村尚子氏の「ひょうたん皿 鳥」。
お皿の鳥は「やき栗」に隠れている。
お茶碗は返還前の香港の大陸系のデパートで買った物で今でもよく使っている。