昨日9月12日に東京都美術館に行ってきた。
朝一番に「芸術×力 ボストン美術館」展を鑑賞し、パンダ肉まんなど点心に舌鼓をうち、英気を養った後、東京都美術館に戻った。
「フィン・ユールとデンマークの椅子」展へ!
デザインする椅子が「彫刻のような椅子」と評されるフィン・ユールの作品と、デンマークの椅子のデザインが育まれた背景を紹介した展覧会。
撮影可のところも多く、大変楽しく見学した。
フィン・ユールの自邸で用いられていた家具の展示もあった。
小物もオシャレである。
これは黄色い椅子の奥の棚。
このお猿さんは大変有名。
北欧インテリア好きのブログなどではよく見かける。
壁の色と家具がとてもマッチしていて。
テーブルの上には木製の動物が・・・。
絵画の飾り方も良いなあ・・・。
最後に、「椅子体験コーナー」があった。
私はすべての椅子に座ることができて、大満足。
すべての椅子が素敵だったが、特に「このまま寝るかも・・・」と思った椅子の記念撮影をした。
オーレ・ヴァンジャー 「OW149(コロニアルチェア)」
このまま椅子から離れられなくなるような気分に。この椅子でゆったりと本が読めたら。
ポール・ヘニングセンの照明も良い!
ハンス J.ウェグナー 「PP19 ベアチェア」
いったん座ったら、もう立てないかも・・・と思うほどゆったり。
座ったら数秒で昼寝しそうだと危険を感じるほど心地よい。
フィン・ユール 「45チェア」
少し見えているのが同じくフィン・ユールの「カウフマンテーブル」。
本展覧会に多く展示されていた、椅子研究者の織田憲嗣氏が長年にわたり収集された「織田コレクション」の品々。
本展覧会の学術協力もされている織田憲嗣氏の動画が上映されており(この動画はYouTubeでも視聴できると思う)、この椅子に座ると、ちょうど上手い具合にその動画が視聴できる。
ああ・・・この椅子に座って、このテーブルでコーヒーと軽いお菓子をつまみながら、画集とかパラパラできたら天国みたいだろうなあ・・・。その場合、手を汚して、その手で椅子を触ってしまったら大変なことになるから(もちろん画集も)、お菓子はお箸でつまんだほうが良いかも・・・などと妄想して楽しんだ(?!)
ボーエ・モーエンセン 「キャンバスチェア」
こちらは読書に最適!キャンバスが木に張られているような感じで、カチッとしておらず、それが心地よい。姿勢を変えると椅子もそれに沿ってくれるような。
ボーエ・モーエンセン 「モーエンセン ウイングチェア」
これも、立ち上がりたくないような気分になる椅子だった。
東京都美術館の、「佐藤慶太郎記念アートラウンジ」、「美術情報室」には、デンマークの家具や照明器具が設置されていると紹介されていた。