所用で遠出をすることになり、それならば・・・と思い切って、原美術館ARCに行ってきた。
こちらは2度目。前回は雨で屋外展示を思うように観賞できなかった。
今回は、このような天候。空の青さが嬉しい。秋の雲。
「Kokoro」 ジャン=ミシェル オトニエル
記念撮影ポイント。
私が特に気になっていたのは、こちらである。
「Sunspace for Shibukawa」 オラファー・エリアソン
中に入ると・・・
建物の上部に穴(窓?)が空いており、そこから差し込む光でこのような模様が。
虹のような光が綺麗。
上部の穴(窓?)もこのように映っている。
もう1枚。
これは天気の良い日しか見られない光景だろう。
美術館の館内に移動。
展示室内は撮影禁止だったので、写真は無いが、とても見応えがある作品ばかりだった。
今年1月に閉館となった品川の原美術館。
閉館になるまでに、ぜひ!と思っていたが、コロナ禍のため一時休館になったり、様々な変更もあったり、又、私の都合もつかなかったりで訪れることができなかった。
品川に常設されていた奈良美智の「My Drawing Room」がこちらに移設されていたの波嬉しかった。
こちらが見たくて、大変心残りだったが、ここで鑑賞できるとは・・・。
なんだかとても感動。
荒木経惟の「センチメンタルな旅・冬の旅」の写真。
今から30年ほど前に、この写真集を見て大変衝撃を受けた記憶がある。
その時の感情を思い出した。
奥様の陽子さんの遺影に使われたポートレートには、やはり心を強く動かされた。
報道写真で心が揺さぶられたことはあっても、女性のポートレートで目がそらせなくなるほど惹きつけられるとは思いもしなかった。やはり「天才アラーキー」なのだ。
佐藤雅晴のアニメーション作品「calling(ドイツ編)」、「calling(日本編)」も良かった。
花屋さんの店先、食卓テーブル、どこかのオフィス、列車、公衆電話・・・・などなど様々な場所で電話が鳴る様子を表現したアニメーション作品。ヘッドホンで音を聞くようになっている。
各シーン数分で、場所が切り替わっていく。
人は登場しない。ただ、電話が鳴るだけ。
いやあ、それだけで物語を感じたり、背景を想像したり・・・。
特別展示室「觀海庵」では、円山応挙の「淀川両岸図巻」が。
これは前回も展示されていたが、今回は恐らく違う場面のような気がする。
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別棟の「カフェダール」で、今回も「ミラールーム(かぼちゃ)」をイメージしたスイーツを。
ここから眺める風景も良かった。
テーブルとテーブルの距離が広くとってあり、又、皆さんお静かで、安心してコーヒーとスイーツを楽しめた。
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ここまで来たら、寄らなければ・・・と大好きな水沢うどんの大澤屋さんへ。
久々の水沢うどん!つるつるっとした食感がたまらない。
舞茸の天ぷらも大好きである。
パーティーションがしっかりつけてあり、又、座席も間引いてあり、こちらも感染症対策バッチリという感じである。観光地はとても配慮されている。